コロナ最中だからこそ推しの話をするべきだという提言|カレー沢薫の廃人日記 ~オタク沼地獄~|カレー沢薫

「推しの話をしないか?」 前回同様、コロナ禍は依然去らずそれどころか事態はさらに悪化しているような気さえする。 コロナウィルスそのものも怖いが、様々なものが中止、外出自粛を余儀なくされ、ストレスを感じている人はもちろん、仕事の予定がなくなり、生活そのものに不安を持つ人も多いだろう。 そういう私の仕事にも影響は出始めている。   漫画や文章は外に出なくても書ける、むしろ作家は日光に当てるとちょっと溶けるタイプの方が多いのだが、それを世に出す編集部や印刷所が機能していなければ難しく、書店も休業となれば、本を出しても売れ行きが悪くなることはわかりきっている。 そのため、私の仕事

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