「皇太子心中事件」令嬢の遺書、ウィーンで発見

【ウィーン=共同】お母さま、お許しください。愛には逆らえませんでした――。1889年にオーストリア・ハンガリー二重帝国のルドルフ皇太子と心中した男爵令嬢、マリ・ベツェラの遺書がウィーンの銀行で見つかり、オーストリア国立図書館がこのほど発表した。当時、ルドルフは既婚で、2人の交際に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が強く反対。皇帝がルドルフとベツェラを暗殺させたとする陰謀説もささやかれていた。悲恋話はク

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