ショー・オルケスタ『CITY HUNTER』雪組千秋楽!
雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever!』千秋楽!おめでとうございます。
雪組公演『CITY HUNTER』『Fire Fever!』初日舞台映像(ロング)
宝塚大劇場千秋楽配信感想
新人公演感想
ショー・オルケスタ『CITY HUNTER』!
ドンドコ♪ ドンドコ♪ ドンドコ♪ ドンドコ♪
ファイヤー!フィーバー!新宿!
いやーっ。祭りだ祭り。宝塚は祭りだ!
ごちゃごちゃ理屈は要らねえ!新宿はワンダーランド!踊って、歌って、花火があがってフィーバー!
ミュージカル『CITY HUNTER』というより、新宿と言う舞台で、多彩なキャラが響き合う、ショー・オルケスタ『CITY HUNTER』として楽しんだぜ!
彩風さんの冴羽獠、宝塚大劇場千秋楽に比べてもハッスル度が増しましたねえ。
新人公演で縣が演じた冴羽獠には、ふざけずにいられない寂しさを感じましたが、
彩風さんの冴羽獠は、普段はプロのスイーパーとして本心を隠すためハッスルの仮面を被り切っているが、「WONDERLAND」や「STILL LOVE HER (失われた風景)」でやっと仮面の下の本音を吐露しているようでした。
もしも雪組主要メンバーがツインギターロック・オルケスタバンド『Fire Fever!』のメンバーだったら
ドンドコ♪ ドンドコ♪ ドンドコ♪ ドンドコ♪ ファイヤー!フィーバー!
人類の遠い記憶を呼び覚ます、太古の神に捧げる太鼓の響きを思わせる通奏低音が癖になりますね。
オルケスタとは「オーケストラ」の語源で、”古代ギリシアの劇場構成のうち,舞台の前にとられる舞踊,合唱のための円形の土間。”のことだそうです。
タイトルどおり、ショーとは、芸能とは、神に捧げる舞踊・合唱から始まった、ということを思い出させる、ナショナルジオグラフィック的、文化人類学的な印象のショーでしたね。
雪組主要メンバーをオーケストラに例えようかな、と思ったのですが、今回は
お題:もしも雪組主要メンバーがツインギターロック・オルケスタバンド『Fire Fever!』のメンバーだったら
彩風:リードギター&作曲担当。日本人離れしたギター位置の高さはギター小僧の憧れ。
朝月:キーボード&編曲担当。絶対音感を持つ。作曲は彩風クレジットだが、彩風が即興でリフをかき鳴らして、鼻歌でメロディをフンフン歌って「こんな感じ!あとは任せた!」と去っていったのを、音符に起こして曲に仕上げているのは彼女。
朝美:ボーカル&作詞担当。甘ーい声とむずきゅん歌詞で女性ファンを釘付け。
綾:ベースギター担当。個性的なバンドメンバーが自己アピールに走りがちなのをしっかり繋ぎ止める。音楽通に評価される職人派。
縣:サイドギター担当。バンドが前座時代にいちファンとして『Fire Fever!』の演奏に触れ、雷に打たれたように彩風の演奏のコピーに明け暮れる。
バンドの打ち上げ会場に押しかけ、ギターを弾きまくってアピールし、圧に押されてメンバー加入を許されたらしい。
あ、ドラムがいない!
和希:ドラム担当。次のライブからバンド「コスモス」から移籍予定。小柄な体格からは想像できない爆音と、正確なリズムでバンドを支える。