ジェンヌ、実はエッセンシャルワーカー説
ジェンヌだけでなく、勤労者のファンにだって、オミクロン株感染のリスクは高まっています。
もう、「自分が感染したらどうするか」「自分が濃厚接触者になったらどうするか」シミュレーションしながら職場の体制を考えなければならない。
問題は、「自分はエッセンシャルワーカーか否か」
エッセンシャルワーカーとは、医療従事者の方だけでは無いようです。
エッセンシャルワーカーの待機は、PCR検査や抗原定量検査で6日目に陰性▽精度が落ちるが簡易に実施できる抗原定性検査キットで6、7日目に続けて陰性――のいずれかを満たした時点で解除できる。
「エッセンシャル」、業種は自治体が判断
エッセンシャルワーカーは行政、インフラ、物流など多岐にわたるが、政府の基本的対処方針に列挙された業種から自治体が判断する。医療従事者はこれまで通り、検査を毎日受けて陰性なら働くことができる。
また、感染者の療養期間も変更する。ワクチン未接種者は発症や検体採取から14日間としていたが、接種者と同じ10日間とする。
自分が濃厚接触者になった場合、自宅待機期間が10日か7日かは、なかなか大きな問題。
そもそも自分の仕事は、エッセンシャルワークか否か?
業種は自治体が判断する、ということで、同じ業種でも、東京と大阪と兵庫県で判断が別れることもありえます。
朝日新聞によると、政府が新型コロナウイルス対策の基本的対処方針の中で「緊急事態宣言下でも事業継続が必要な事業者」として示している「エッセンシャルワーカー」の業種は以下の通り。
医療関係者(病院・薬局、医薬品・医療機器の輸入・製造・販売、献血を実施する採血業、入院者への食事提供など患者の治療に必要な全ての物資・サービスに関わる製造業、サービス業)
高齢者、障害者など支援が必要な人の居住や支援に関する関係者(介護老人福祉施設、障害者支援施設などの運営関係者、施設入所者への食事提供など高齢者や障害者が生活する上で必要な物資・サービスに関わる製造業、サービス業)
自宅などで過ごす国民が必要最低限の生活を送るために不可欠なサービスを提供する関係事業者
①インフラ運営関係(電力、ガス、石油・石油化学・LPガス、上下水道、通信・データセンターなど)
②飲食料品供給関係(農業・林業・漁業、飲食料品の輸入・製造・加工・流通・ネット通販など)
③生活必需物資供給関係(家庭用品の輸入・製造・加工・流通・ネット通販など)
④宅配・テイクアウト、生活必需物資の小売り関係(百貨店・スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなど)
⑤家庭用品のメンテナンス関係(配管工・電気技師など)
⑥生活必需サービス(ホテル・宿泊、銭湯、理美容、ランドリー、獣医師など)
⑦ごみ処理関係(廃棄物収集・運搬、処分など)
⑧冠婚葬祭業関係(火葬の実施や遺体の死後処置に係る事業者など)
⑨メディア(テレビ、ラジオ、新聞、ネット関係者など)
⑩個人向けサービス(ネット配信、遠隔教育、ネット環境維持に係る設備・サービス、自家用車の整備など)
社会維持の観点から宣言期間中も企業の活動を維持するために不可欠なサービスを提供する関係事業者
①金融サービス(銀行、信金・信組、証券、保険、クレジットカードその他決済サービスなど)
②物流・運送サービス(鉄道、バス・タクシー・トラック、海運・港湾管理、航空・空港管理、郵便など)
③国防に必要な製造業・サービス業の維持(航空機、潜水艦など)
④企業活動・治安の維持に必要なサービス(ビルメンテナンス、セキュリティー関係など)
⑤安全安心に必要な社会基盤(河川や道路の公物管理、公共工事、廃棄物処理、個別法に基づく危険物管理など)
⑥行政サービスなど(警察、消防、その他行政サービス)
⑦育児サービス(託児所など)
その他。医療、製造業のうち、設備の特性上、生産停止が困難なもの(高炉や半導体工場など)、医療・支援が必要な人の保護・社会基盤の維持などに不可欠なもの(サプライチェーン上の重要物を含む)を製造しているもの。また、医療、国民生活・国民経済維持の業務を支援する事業者など。
意外と他業種ですね。
さて、自分の職業はエッセンシャルなのでしょうか。わからない場合は自治体に聞けばよいのでしょうか。
エッセンシャルワークのリストに
”自宅などで過ごす国民が必要最低限の生活を送るために不可欠なサービスを提供する関係事業者
⑩個人向けサービス(ネット配信、遠隔教育、ネット環境維持に係る設備・サービス、自家用車の整備など)”
とあるのですが、宝塚の舞台が休止中でも、条件を満たせば、自宅などで過ごす国民が必要最低限の文化的な生活を送るために、
舞台の無観客上演の配信のために出勤することはOKなのでしょうか?
そうであるなら、今後舞台が開幕前に休止しても、休止期間中に無観客上演・配信できる可能性は高まりますね。