「ディミトリ～曙光に散る、紫の花～」は、一言で言うと、

日本で言うと元寇のちょっと前の時代。トルコの付け根の右上にある、キリスト教徒とイスラム教徒が入り乱れて暮らすカフカス地方が舞台。

キリスト教国のジョージアで、イスラムの青年が王女の婿殿となり、肩身が狭い思いをしているところに、モンゴルが攻めてきて大騒ぎになる話です。

チンギス・ハーン時代のグルジア

ディミトリ 礼 真琴　イスラムから人質としてジョージアに送られ、後にルスダンの「婿殿」となる。

ルスダン 舞空 瞳 ジョージアの王女。

ジャラルッディーン 瀬央 ゆりあ　モンゴルに国を取られたので、ジョージア乗っ取りを画策

アヴァク・ザカリアン 暁 千星ジョージア王国の副宰相。ディミトリをイスラムのスパイと疑う。

物乞い 美稀 千種

タマラ女王 白妙 なつ　ルスダンの母。偉大な女王であった。

エルズルム公 大輝 真琴　ディミトリの父。

チンギス・ハン 輝咲 玲央

イヴァネ・ザカリアン ひろ香 祐　ジョージア王国に先代から使える老宰相。

ニノ 紫 りら

ソポ 音咲 いつき

庭師 朝水 りょう

ギオルギ 綺城 ひか理　ルスダンの兄、現ジョージア王。

バテシバ 有沙 瞳　ギオルギの妻。元は人妻だったが、王に愛されて子を産む。

アン・ナサウィー 天華 えま　ジャラルッディーンの腹心。金に細かい。

エレネ 澪乃 桜季

ヴァラム 夕渚 りょう

ベカ・ジャケリ 天希 ほまれ

ガンベダオバ（リラの精） 小桜 ほのか

アスラン 天路 そら

カルマリク 遥斗 勇帆

ニコロス 蒼舞 咲歩

イルマ 七星 美妃

サバ 朱紫 令真

シャルヴァ 希沙 薫　猛将の譽れ高い英雄。

ミヘイル 極美 慎　ルスダンを慕う白人イケメン奴隷。

セルゲイ 碧海 さりお

アルセニ3世 颯香 凜

カハ 夕陽 真輝　

ムルマン 天飛 華音　将軍　

メムナ 奏碧 タケル　首都防衛を担う将軍。　　

カティア（女官長） 水乃 ゆり　

スィクヴァルリ（リラの精） 瑠璃 花夏　

シブルズネ（リラの精） 詩 ちづる

幼少ルスダン 乙華 菜乃

幼少ディミトリ 美玲 ひな

タマラ王女 藍羽 ひより　ルスダンの娘。美人の誉れ高い姫だったと伝わる。

そして現代のジョージア

ジョージア（旧グルジア）のあるカフカス地方は、最近国際ニュースでよく名前を聞くエリアでもあります。

ナゴルノカラバフ自治州（イスラム教徒が多いアゼルバイジャン内にある、キリスト教徒が多い自治州。隣国の、キリスト教徒が多いアルメニアへの帰属を求めている。）

アブハジア自治共和国、南オセチア自治州（ジョージア国内にあるが、ジョージアからの独立を要求している。）

チェチェン共和国（ロシア国内にあるが、イスラム教徒が多く、ロシアからの独立を求めるが弾圧される。）

最近ニュースになっている、ロシア国内でも特に激しい徴兵反対デモが行われているダゲスタン共和国（イスラム教徒が多い）も、ジョージアの隣国です。

ジョージアがあるカフカス地方は、古くから中央ユーラシアの交通の要衝、シルクロードの十字路に位置するゆえ、ヨーロッパ世界で真っ先にモンゴルの襲撃を受けました。

現代においては、豊富な石油と天然ガスに恵まれているゆえ、ロシアにヨーロッパとのエネルギー資源外交の切り札に使われるなど、難しい立ち位置にいます。

日本とジョージアは、1992年8月3日に外交関係を開設しました。

その後、両国は、政治、経済、文化などさまざまな分野で関係を発展させてきました。

今年、2022年は外交樹立30周年に当たる節目の年です。

この記念すべき年に、「ディミトリ～曙光に散る、紫の花」が上演されることで、日本の皆様にジョージアの歴史や、音楽、ダンスなど、豊かな文化に触れていただき、

ジョージアと日本の絆がさらに深まりますことを願っております。

ジョージア国立民族合唱舞踊団「ルスタビ」の来日公演が決定！！

紅子：あの・・・何？この、プログラムの冒頭のご挨拶みたいな構文。

管理人：別に案件じゃないよ。