宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

潤花を継ぐ者は星空美咲ではない3つの理由




潤花の最大のアドバンテージは芸名だと思う



潤う花と書いて『潤花』。


彼女の最大の武器は、字面と華やかな芸風がぴったりと馴染み、出身地が北海道の旭川と聞けば、雪解けに咲く高山植物の可憐なお花畑が目に浮かぶ、この芸名だと思います。


旭川にある名峰「大雪山」、もとはアイヌ語で「ヌタクカムウシュペ(川が巡る上の山)」と呼ばれ、石狩・十勝 の 2大河川 がこの山を源に、北の大地を潤しています。


標高2,291mの旭岳は、大雪山連峰の主峰で北海道最高峰!



雄大な旭岳のような真風氏がドーンとそびえる麓で、短い夏に命を凝縮して輝く高山植物のような潤花が咲き誇る。



【速報】旭岳、純白のじゅうたんに 北海道、チングルマが見頃



芸名からして、2人のカップリングの奇跡は、なるべくしてなったとしか思えません。


潤花さん、退団後は、夢咲ねねさん的な、フランス映画のような成熟した気品を魅せる女優さんとして輝けるのではないでしょうか。


(外部でグレート・ギャッビーのディジーをやるなら、潤花さんで見たい。芸名もぴったりですし)




潤花を継ぐ者は星空さんではないと思う3つの理由


そして、宙組トップを継ぐ方は芹香さんとして、潤花を継ぐ者はだれ?


組内で順当に昇格なら、経験豊富な100期の天彩峰里さんでしょうか。


105期の山吹ひばりさんは、まだ育成中。


個人的には、「NEVER SAY GOODBYE」で新人公演初ヒロイン、続く「カルト・ワイン」(東京建物 Brillia HALL・ドラマシティ公演)で、東上公演のヒロインポジをとった102期の春乃さくらさんが気になるのですが・・・



もしも、宙組以外から組替えで誰か来る場合、


一番育成が進んでいるのは、花組の105期星空美咲さんでしょうか。


個人的に思う、潤花を継ぐ者は星空美咲ではない3つの理由


理由1 星空さんが「うたかたの恋」に出演したら、「カジノ・ロワイヤル」に合流できない。潤花さんの後継者とするプランがあったなら、「巡礼の年」後に組替え、あるいは組替え発表していたと思う。


理由2 星空さんはこれまで「銀ちゃんの恋」「冬霞の巴里」と実質ヒロイン役を演じるも、いわゆる「破線上ヒロイン」ではなかった。


コロナ禍による休演で、新人公演や本公演での経験が削られていることもあり、もう少し経験を積ませる予定なのでは?



ガラに無く、もっともらしいことを書いてみましたが、結局言いたいのは



理由3 星空さんの「星空に美しく乱れ咲く、夜桜お七」キャラでは、芹香さんの渾身のボケにどう返していいかわからずスルーして、芹香さんマジでへこみそう。



はいだしょうこ「夜桜お七」 坂本冬美(フル)〈公式〉



関東出身の子に、組替え落下傘で、いきなり芹香さんの渾身のボケに切り返してツッコめ!って、


初めてセリフをもらったお役がバウヒロイン、よりキッついわー。