月いくら使ってる?隣のヅカファンのお財布事情
推し活とは切っても切れない「お金の話」。
隣のヅカファンは、大人会の会員は、月にいくら宝塚に使っているのか、気になりますね。
宝塚ファンにとっても気になる「推し活に使うお金」事情についての調査結果が興味深かったのでご紹介いたします。
これは、推し活をしている20~50代の男女1,000人を対象に、「お金」をキーワードに推し活事情を調査したものです。
調査対象の1,000人の内訳は、
J-POPアイドル 277人
アニメ 157人
ミュージシャン・アーティストなど 90人
K-POPアイドル・韓流俳優 89人
スポーツ選手 69人
マンガ 68人
ゲーム 57人
YouTuber・インフルエンサー 49人
声優 43人
俳優(映像系) 43人
お笑い芸人 25人
俳優(舞台系) 20人
VTuber・ボーカロイド 13人
紅子:俳優(舞台系)のファン、1,000人中20人!5%いない!
「J-POPアイドル」ファンが「関東民」とすれば、俳優(舞台系)ファンは「四国に住んでいる人」並みにレアですわ。
管理人:今回の「推し活にかけるお金」1,000人全体の平均では、推し活にかけるお金の月平均は、
16,605円!
紅子:宝塚をS席で2回見るにはちょっと足りないね。配信を月に5回くらい?でも年間だと20万円かあ。
管理人:これが「俳優(舞台系)」に絞ると、
月31,375円!
紅子:年間で約38万円!10年で車の購入とか、ローンの繰り上げ返済とか、大学の奨学金レベルのお金を趣味に使っているわけか・・・
管理人:でも俳優(舞台系)ファン20人中5名は「月5,000円以下」で推し活を楽しんでいるそうです。
紅子:まあ、宝塚だと月に1度B席で楽しむとか、東宝ミュージカルの2階席後方なら5,000円以下で楽しめるわね。
アンケートの母数が20人と少ないのもあるけれど、月に5万円以上、10万円以上使う数人の存在が、平均値を押し上げるパターンね。
管理人:いわゆる8:2の法則(全体の2割のユーザーが売り上げの8割を占める)が証明されたわね。
一方で、「推し活疲れ」の理由の1位は「出費がきつい」。他には「他の人と比べてしまう」。
紅子:会活動とかにのめり込むと、ファン同士の間で「お金を使うファンのほうが偉い」というヒエラルキーができるのがしんどい人もいるよねえ。
管理人:ファイナンシャルプランナー資格持ちとして思うのは、「贔屓のために、お給料のうちいくらまでなら使えるか」と考えだして、「推し活で余ったお金を貯蓄しよう」としても貯蓄できません。支出額は収入額まで増えます。
勤務先の福利厚生に「財形貯蓄」制度があれば利用してみてはいかがでしょうか。毎月の給与から一定金額が自動で天引きされて積み立てる制度で、途中で引き出しもできますが、会社を通すぶん取り崩すのに心理的なハードルがあるので、貯めやすいです。
紅子:次は、「スタバでラテを飲まずに、マイボトルにコーヒーを入れて持ち歩きましょう」とか「半額シールのお肉を買いだめして冷凍しましょう」とか言い出すんでしょ。
管理人:ちまちま節約術は向く人と向かない人がいるからね。スタバでラテを飲みたければ飲んでいいと思うの。
「推し活」が譲れないなら、「これなら譲れる」支出を見極める「お金のポリシー」が必要だと思うわ。
元記事の引用だけど、
推し活にかけるお金のポリシー
推しの収入につながるかどうか
(転売には手を出さない、交通費や宿泊費など推しの収入にならないものは節約するなど)
グッズ類は厳選する
(飾るだけではなく実用的か、デザインなどが本当に気に入っているかなど)
ここぞというときにはお金を使う
(その後手に入らない限定グッズ、そのときしか楽しめないライブなど)
まとめ:サステナブルな推し活に必要なのは「お金のポリシー」
他には、家計簿はつけなくてもいいけれど、クレジットカードのWEB明細を怖くてもきちんとチェックして、チケ代のおおよその支出額を把握するとか、配偶者の銀行口座の残高をチェックできるように夫婦で話し合うとか
紅子:ではアンタの「推し活にかけるお金のポリシー」は?
管理人:生の舞台を見られないぶん、他ジャンルにアンテナを広げる。S席チケット代相当額8,800円~9,400円あれば、本とか映画とかいろいろ見られるよ。