宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

1789 ロナン代役:暁 千星で再開の可能性は







【宝塚歌劇】フル歌唱・コメント収録!星組『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表会映像 【三井住友カード公式】



星組 宝塚大劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため、急遽6月3日(土)の公演を中止させていただきましたが、引き続き、6月8日(木)までの公演を中止させていただきます。

ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけしますことをあらためてお詫びいたしますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


なお、6月9日(金)以降の公演実施につきましては、6月7日(水)18時までにご案内させていただきます。


『1789 -バスティーユの恋人たち-』は2時間遅れの初日を休演者なしで迎えた次の日に、6日間の休演となってしまいました。


宝塚の本公演には基本的にあらかじめ代役が設定されており、代役稽古もしたうえで幕を開けると聞いたことがあるのですが、


たった一人になってでも、舞台の幕を開けたいジェンヌたちにとって、代役公演もかなわず休演となるとは、よっぽどの事態なのでしょう。


先ほどスカステニュースで、初日の模様を拝見いたしました。


・・・




『1789 -バスティーユの恋人たち-』の制作発表会から気になっていたのですが、



初日の映像を拝見して、礼 真琴さんの歌唱が、


声量豊かな重低音ボイスというよりは、1音1音やさしく丁寧に音を当てに行っていらっしゃる歌唱を音響で調整しているように聞こえたり、


歌詞のフレーズの最後の1音が消えたり、


最後の挨拶では、時折本人の意図しないところで息がひゅっと漏れていたり、


彼女の声帯の調子が、本調子ではない状態のように聞こえます。



2時間遅れでも初日の幕を開け、初日のダイジェスト映像が公開されたことは嬉しいのですが、


声帯にとって一番のケアは「声を出さないこと」と聞きます。


通常の宝塚のオリジナル芝居であれば、歌唱シーンをセリフにしたり、デュエット場面を影ソロのダンスシーンにしたり、臨機応変が利くのでしょうが、


なにせ海外ミュージカル、しかも歌をセリフでつなぐフレンチミュージカル。


礼 真琴さんがこのタイミングで、通し稽古やゲネプロを含めてフルで歌ったことは、相当に苦しい判断だったのではないでしょうか。


とにかく、体調不良の出演者の方の回復を、6月9日(金)以降の公演再開を切に願っております。