昭和世代には、シルクロードといったらこれだった
喜多郎 (シルクロード) 絲綢之路
この曲ねえ、小学生の頃リコーダーで一生懸命練習したものです。
今でも近所の小学校の音楽室から、子供たちがこの曲をリコーダーで一生懸命吹いているのが聴こえると、ノスタルジアの海に溺れてしまいます。
シルクロードの音楽に菅野よう子氏楽曲提供
菅野よう子氏は、2012年NHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を作曲し、同年の「第63回紅白歌合戦」に出演。また、2017年にはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のテーマ音楽を担当されました。
さらに昨年2019年には天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典にて、奉祝曲「Ray of Water」を作曲、演奏を指揮されたアーティストです。
菅野よう子氏が創りあげる独創的な音楽世界と望海風斗を中心とした雪組がお届けするハーモニーにどうぞご期待ください!
菅野よう子氏の仕事たち
花は咲くプロジェクト/花は咲く(ミュージックビデオダイジェスト)
日テレNEWS【国民祭典 奉祝曲Ray of Waterフルバージョン】
Wikiによると、これまで作った曲は優に数千曲以上(本人も把握できていないらしい)。ゲーム音楽、アニメ、TVドラマ、映画、アーティスト提供曲・・・
あれもこれも、みんなこの人1人の仕事だったの!!
幼い頃から言葉で話すよりも音で表現するほうが楽だったといい[5]
初めてデモテープを聴いたとき、渡辺信一郎は「本当にひとりの人が作ってるの?」と驚き[22]、富野由悠季は「これが一人の女性の仕事なのか?」と同様の発言をした。
本人にはジャンルや自分の音楽性という意識はなく、「作品が最初から持っている音を掘り出しているみたいな感覚です」と語っている[23]。
すごい・・・大御所ともなると、たいていメロディというかコード進行、和音の使い方に作曲家の世界観、色、初めて聞く曲でも「あ、あの作曲家「っぽい」な、という強烈な個性があることが多いですが、
菅野よう子氏は曲ごとに「ほかでもない、その作品独自の世界観」が強烈に確立されていて、
「菅野よう子さんという一人の人間が、一生懸命考えて作りました」という作り手の手垢、縫い目が無い!
菅野よう子を例えるならモーツァルト
バッハやベートーベンの音楽は、ワーグナーとかジョン・ウィリアムズとか、銀河の綺羅星のごとくフォロワーが大勢いて、現代のハリウッド映画「スターウォーズのテーマ」にも繋がっている。
John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: Imperial March (from “Star Wars”)
モーツァルトは、意外とフォロワーがいない。孤独に輝く巨星。
子供には、分かりやす過ぎる。
大人になって知恵がつくと、理屈で既存の体系に位置付けしようとして、かえって捉えられなくなる。
菅野よう子氏の音楽は、完璧な球体のよう。ロッククライマーが菅野よう子という山を登ろうとして、あまりに綺麗な平面にとっかかる割れ目、凸凹がなくて、途方に暮れている気分になる。
望海さんの退団作品「シルクロード」で、冒頭の「あの音楽」のフォロワーではない、どんな斬新な響きを聴けるのか、楽しみです。