宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

1789制作発表フル動画を見て休養の理由が何となく



星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表会パフォーマンス(ノーカット)』


礼さんと舞空さんがデュエットで「この愛の先に」、礼さんがソロで新曲「愛する自由」を披露していらっしゃいます。



星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』制作発表会パフォーマンス(ノーカット)


こちらは、トップお披露目公演『RAY 星の光線』のムービー




【公式】<サンプルムービー>Ray  星の光線 ('20年星組・東京・千秋楽)



うーん・・・礼さん、『1789』の制作発表会の時は、直前の4月10日までロック・オペラ『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』に魂を込めて絶唱し、


4月18日には三井住友VISAカード シアター スペクタクル・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』の制作発表会に臨んでいらっしゃいます。


礼さんは、変わらず高度な歌唱を観客に届けてくださっております。


ただ、3年前の映像と比べると、シルクのようになめらかな声の密度、



その声の密度は、星の光線が空気を切り裂くように強く、鋭く、


何万光年先で輝く星の光が、まっすぐに網膜に届くように、私の心に届いた声が。



大切な声に、疲労の蓄積ゆえか、かすかにざらつきの兆候が聴こえるように感じました(個人の印象です。)


振り返れば、


『ロックオペラ モーツァルト』はロックでオペラ、


『ロミオとジュリエット』は、宝塚の通常の1本ものの3倍は歌い続け(しかも難曲)


『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』は l'Opéra Rock オペラでロック。


オペラもロックも、特に声帯に負荷のかかるジャンルの音楽です。



オペラロックに続いて、休みなく突入する『1789 -バスティーユの恋人たち-』にいたっては


”スペクタクル・ミュージカル”


観客の聴覚に壮大ということは、礼さんの声帯への負荷も壮絶なのではないでしょうか。


劇団は本来、『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』と『1789 -バスティーユの恋人たち-』の間に礼さんに休養を取らせるべきだったのでは?と思います。



礼さんは『1789 -バスティーユの恋人たち-』で自己史上最高のパフォーマンスを見せてくださるでしょう。


劇団は、どうか礼さんの男役声、さらにはミュージカル女優になってからの声を守ってください。