宙組のことを、ただ祈る
紅子:お久しぶり。何してたの?
管理人:地元のお寺の「はだか祭り」の手伝いをしていました。
紅子:え、最近ニュースで「はだか祭りに女性が参加」で話題になっていた、アレ、あんたの地元だったの?
あんた、女性だったよね?まさか、あの奇祭に、晒し巻いて参加したの!
管理人:ニュースになったのは、愛知県稲沢市の「国府宮はだか祭」ね。
ふんどし一丁の男達がもみ合う祭りは「天下の奇祭」と呼ばれているけれど、似たような祭りは、実は全国にあってね。
地元のお寺で「はだか祭り」が23年ぶりに復活したのよ。
紅子:で、女性がおとこ祭りに?
管理人:「はだか祭り」とは、へんな意味はなくて、仏の前に自分を偽らず、ありのままを差し出し、自分と対峙する機会なんですって。
祭を見ながら、私も、いろいろ考える機会になったわ。宝塚のこともね。
宙組でこの半年の間にあったこと、感じたこと、SNSに書いてきたこと…自分は仏の前で胸を張れるのかな、とかね。
紅子:そういえば、最近も報道があったね。
管理人:「宙組公演再開のため、○○さんを○させろ」
「今になって認めるなら、最初から認めておけばよかったのに」
「話し合いのプロセス」を10倍速ですっ飛ばして、結論だけを求めるような論調にどうにも心が疲れてしまってね。
祭に参加して、ちょっと心を落ちつけて考えるいい機会になったわ。
紅子:そう言いながら、女性参加OKの餅まきでは、ずいぶんハッスルしていたね。