宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

星風異動 思えば『アナスタシア』で感じた「あれ?」


やっほー紅子でーす。


あ、こんちゃんさん帰ってる!


まかまどコンビ解体にファンの想い

紅子:どう? 発表から1日たって落ち着いた?


管理人:ご心配ありがとう。そうねえ、正直寂しさ20%、楽しみ80%。


紅子:まかまどコンビはお好きじゃなかったの?


管理人:とんでもない!あんな実力に穴の無い、オールマイティな可愛い娘役さん、望んでもなかなか恵まれるものではないわ。


紅子:あ、正直妬いてる?


管理人:違うって!ただねえ、学年差(実年齢差)もあるし、ちょっぴり、まどかが真風氏に全力でぶつかるのを遠慮しているのかなあ、と歯がゆい感じもしていたのよねえ。


退団オーラって感じる?

紅子:こんちゃんさん、けっこう退団オーラとか敏感なほうだよね?この発表の前に大劇場で『アナスタシア』を観劇していたんでしょう?正直何か感じるものはあった?


管理人:紅さんの大劇場の『霧深きエルベのほとり』を見にいったときは、出てきた瞬間やたら白いオーラが見えて、考える前に開始5秒で涙が出てきて、「あ、これ退団だ」ってわかったわ。


紅子:スプリンクラーかい! 


管理人:で、感想文がやたらポエムになったわ


『霧深きエルベのほとり』感想メモ


海でしか生きられない男が、丘の温室の花に憧れる。


上流階級から粗野と軽蔑され、身の丈に合わせて生きるのが幸せと言われ、丘の世界では歩くたびに激痛が走る。


温室から出せば花は枯れる。女の幸せを願う方法が、札束で女の背中をひっぱたくことしかできない男。


基本的にカッコよさを追及する宝塚の男役が、カッコつけなどかなぐり捨てて、愛する人に一番言いたかった言葉を血を吐くように絶叫し、千秋楽には声を失ってしまう。うたかたの泡と消えた恋。


これは菊田一夫の「人魚姫」なのだ。

紅子:こんちゃんさんいつもこんな調子では・・・



で、真風さんの時には・・・白いというより「あれ、デカくなった?」って


紅子:・・・あの人があれ以上デカくなったら、舞台からはみ出るんじゃね?


管理人:まどかちゃんがなんだかズンとしたというか、どっしりして・・・


紅子:最近ショーが無いからでは?(2人のオリジナル洋物ショーは「アクアヴィーテ」だけだったとはねえ)


管理人:あの揺るがない真風氏に、なぜか”揺らぎ”を感じたのよ。


紅子:それは役柄上の演技では・・・


管理人:いやね、真風氏もまどか嬢も、極太の筆でガッと対象をとらえる画風だったのが、場面ごとに細やかな感情表現をするようになったなあ、と思って、


この学年になって、まだ底知れぬ、眠っていた何かが目覚め始める瞬間に居合わせたような感慨があって。


この2人の、宝塚の世界観の中で、ここから先どこまで行けるのかを見届けたい!という欲が出てさ。


でも、次作でまかまどキキのトリデンテも6作目でしょ、さすがに同じ体制で7作目は無いだろうし、あっても”慣れ”が変化を妨げるかもしれないし・・・と半ばあきらめていたので。


正直、夢の続きを見られるんだ!とうれしい(笑)



娘役トップスライド人事の是非

紅子:娘役スライド人事の是非について、正直どう思う?


管理人:私がファンになったころは、ちょうど宙組が出来たタイミングで、娘役トップスライドが頻発していたから、個人的に別に違和感は無いわ。湖月さんと檀れいさんとのコンビが見られたのは、本当に劇団GJ!と思ったもん。


今回の決定は、無理やり引き裂かれたなんて思わないわ。新たなステージに行くための発展的解消だと思ってる。


SNSの怖さ

紅子:○○さん、SNSでいろいろ言われていたの知ってる?


管理人:うん。


昔は生徒さんの舞台以外の映像は「宝塚プルミエール」の前身の「宝塚スターの小部屋」とかラジオの「ビバ・タカラジェンヌ」くらいしか無かったけど、


今ほど添い遂げ至上主義とか、疑似恋人設定お慕い芸では無くて、娘役もサバサバしていたように思うんだよね。上級生下級生の礼儀、ビジネスパートナーとしての敬意は当然あったけど。


当時はネットも普及していなくて、地方民なんて、トップ退団とか組が増える!という重大ニュースを、新聞の片隅のニュースで知るくらい、のんびりしていたからね。舞台の上での出来不出来以外のことは、いちファンにはわからないことだったから。


今は何でもすぐSNSで「○○さん生意気」「○○さんかわいそう」みたいな意見が拡散するから、大変だよね。とにかく減点をくらわないように、になっちゃうよね。



自戒を込めてだけど、例えばブログ村は、書き手も投稿前に推敲できるし、ランキングシステムという、一定期間継続して真面目な投稿をするブログでないと、上位にいけない評価システムがあるから、トンデモな意見は目に触れにくいけど、


某所では褒めてもなかなか「いいね!」は増えないけれど、罵詈雑言ほど「いいね!」がみるみる増えて、書き手からしたらその「いいね!」が自分への評価とごっちゃになるんだよね。


対象をけなしたい!というより、「対象をけなす自分」への「いいね!」承認欲求の魔力にとりつかれているんじゃなかろうか。


褒めるのって、ちゃんとお金と時間を払って舞台や映像を見ないと褒められないけれど、けなすのって舞台を見なくても書けるから怖いよねえ。