宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

月初日 風間柚乃は路線男役エトワールではないの?



Japanese Koto 春の海/Haru no Umi (Spring Sea) Composer/作曲者 Michio Miyagi/宮城道雄



ちゃん♪ ちゃらりらりららん♪


新年あけましておめでとうございます。


本年も、よろしくお願いいたします。


2022年の抱負

管理人が本ブログを立ち上げたのは2020年1月、それからもう2年もブログを継続できたのも、宝塚以外のことが8割の、タイトル出オチブログにお付き合いくださった皆様のおかげでございます。


本当に、ありがとうございます。


本ブログはお芝居の感想、考察に重点を置いた記事が多いですが、書くたびに「批評」の難しさを感じています。


年末にかけて、このブログ村でもいろいろなブロガーさんが「2021年の印象に残った舞台」についての記事をUPされていらっしゃいましたね。


ランキング形式の方、お気に入りの舞台のみ挙げていらっしゃる方、いろいろですが、「あえて順位をつけた」方の意見を拝見すると、


「出来がいい」ものは、普遍的に出来がいいというか、誰が見ても大体意見が一致するものですね。


「つまんなかった」ものはどれか、となると、人により意見がバラバラになるのが興味深かったです。


某邪馬台国のアレみたいなものはまあアレとして💦順位付けにあたり「つまんなさ」の理由を考え出すと、「自分はどんなことに価値を見出すのか」という、自身の価値観と向き合うことになる、ということに気づきました。


劇評とは、書き手の主観をなるべく排除して透明で客観的であることを目指すべきか、「あくまで個人の主観です」スタンスで行くか。


今年も、「ほめそやしとコテンパンの間」にある微妙な何かを、どうにか言語化すべくもがいていきたいと思います。



2022年お正月のつれづれ

管理人は実家に帰省中でして、


大晦日は年越しうどん、



元旦は讃岐風、あんもち入り白みそ雑煮(甘じょっぱくて美味しいですよ)


お昼は仕出し屋で買ってきたおせち、


夜は年明けうどん(人参と大根の具が紅白でめでたい)



うどんに関しては、もはや縁起物として食べているのか、うどん県民の通常運転なのかよくわかりません。



パレードではエトワールを置かず、風間柚乃が階段下りの先陣を切ったそうで


宝塚は元日から月組公演の初日、鳳月さんはきれいな2番手羽、おめでとうございます。





トップコンビ2人だけのデュエットダンスはなく、2番手・鳳月杏(ほうづき・あん)と彩(いろどり)みちる、暁千星(あかつき・ちせい)と天紫珠李(あまし・じゅり)との3組で締めるなど、月組新体制を強く印象付ける演出も。


パレードではエトワールを置かず、風間柚乃(かざま・ゆの)が階段下りの先陣を切った。



「風間柚乃が路線男役としてエトワールを務めた」ではなく「パレードではエトワールを置かず」とマスコミに報道されるのもレアですね。


何か意味があるのでしょうか。


・・・



考えてみたら、


月城かなとさんは雪組時代2016年『Greatest HITS!』でエトワール、


「BADDY」では暁千星さんもエトワール的な存在だったような?


光月るうさんの2019年『クルンテープ 天使の都』組長就任記念? Wエトワール、というのもありましたね。


月組伝統?の「変則エトワール的なポジション」の系譜に風間柚乃さんも加わっただけかもしれませんね。



個人的には、エトワールは、歌唱力に優れた娘役さんに務めていただきたいと思っています。


路線男役さんなら、本公演でソロを歌う機会もままありますし。


男役さんに比べても抜粋の勝負が早く、在団年数も短い傾向にある娘役さんにとって、エトワールはピンでスポットを浴びることができる貴重なポジション。


なにより親御さんを自身が出る舞台に招待した時、招かれる側も「大階段の真ん中で最初に歌うあの子がうちの娘なのね!」と認識しやすいですし(笑)