飛龍パリでパリピなピアニストに走った妻へ愛の嵐
2022/5/12
飛龍つかさ
お芝居のナンバーの振り付けがありました!リストとマリーが駆け落ちした後のナンバーなのですが、太田先生の素晴らしい楽曲と、上口先生の素敵な振り付けに負けないよう、濃い場面にしたいと思います!
また、くりすと歌えるところがあるので、とても幸せです。感情をむき出しにして、大切に歌いたいと思います!
管理人:飛龍さん、妻にパリでパリピなピアニストと駆け落ちされた夫の心境を、感情をむき出しに、音くりすと濃く歌うのね・・・
紅子:韻を踏むな。
管理人:ああ、昼メロだわ!愛の嵐だわ!
飛龍つかささん、カッコウの歌を歌うのかあ。
紅子:カッコー?
管理人:フランス語では、「寝取られ亭主」のことを、カッコウ(コキュ)と呼ぶんだって。
カッコウの雌は別の鳥の巣に自分の卵を産んで、育ててもらう習性があるからね。
【カッコウ(郭公)】より
…16世紀ごろからは悪魔のいいかえに用いられ,〈カッコウのところへいっちまえ〉というような慣用句が多い。
ローマでは〈不貞な夫〉,近代ヨーロッパでは,フランス語のコキュcocu(e)のように〈寝取られ亭主〉の意味にもカッコウという語が転用される。
管理人:しかも愛の国フランスでは、寝取ら れ 亭主 という言葉 に、 コキュ、 コルネット、 コルナール という 三つ の 単語 が 用意 さ れ て いるんだって。
紅子:スカンジナビアやロシアの北端に住む先住民サーミの人々は、雪や氷に関連する180の言葉を持っている、みたいなものかしら。
一、 コキュ と 通称 さ れる もの は、 自分 の 不名誉 に 気づか ない で、 妻 を ひとり じ め に し て いる と 思いこん で いる焼 餅 男 の こと で ある。
二、 コルネット という のは、 所帯 の 恋愛 に 飽き た ので よそ へ 羽根 を のばそ う と 思い、 妻 の ふるまい には 目 を つぶっ て、 子ども は ひとり も 許さ ない という 条件 の もと に、 公然 と 妻 を 好き 者 の 手 に ゆだね て いる 夫 の こと で ある。
三、 コルナール という のは、 妻 の 不貞 を 充分 に 知っ て い ながら、 妥協 には いたらない焼 餅やきのことである。
鹿島 茂. 空気げんこつ (角川文庫)
紅子:飛龍つかささん演じるダグー伯爵、公然と妻をイケメンピアニストにゆだねるコルネットか、妥協にはいたらないコルナールか。
管理人:マリー・ダグー伯爵夫人は、結局フランツ・リストと駆け落ちして1男2女を産んだそうだからね。
ダグー伯爵はそれでも離婚に同意して、マリーに莫大な財産を渡したらしいから、コルネットかしら。
紅子:”濃く”歌う場面があるらしいから、妥協してないでしょ。コルナールじゃない?
管理人:そりゃあ、21歳年下の、柚香さんみたいなイケメンピアニストに妻を取られちゃあ、ねえ。
紅子:そこでラプリュナレド伯爵夫人(音くりす)さんと、どういう経緯で感情をむき出しにしてデュエットを歌うのか。
管理人:そっちも”伯爵夫人”よねえ。伯爵は何しているの。
紅子:カッコーの巣の上で、愛の嵐が吹きすさぶ!
管理人:ほんま昼メロ『魂の放浪』やな。
紅子:東海テレビ制作でありそうね。