宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宝塚転売チケット50万円とか!




星組 日本青年館ホール公演『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』(2023年4月4日~4月10日)の前売券は、宝塚歌劇Webチケットサービスでの取扱い予定枚数を終了いたしました。      


でしょうね。


管理人は、チケット争奪戦にはすこぶる関心が低く、


交通費を払って遠征しなくても、宝塚の公演をライブビューイングや配信で見られるいい時代だなあ、ありがたやー、というくらいのスタンスです。


宝塚の舞台を「生の体験」よりも「映画やTVドラマと同列のコンテンツ」として見ているゆえでしょうね。


それゆえ、転売チケットサイトの存在は存じておりますが、定価より高い価格でもいい!転売チケットを買おう!


と思ったことが無いので、どんなチケットがいくらで売られているのかは、全く無関心でした。


先日、転売チケットについての記事を書いてから、転売事情への好奇心が湧いてきたので、某転売サイトを覗きに行きました。


紅子:わー ゲスーい。






管理人:ちょっとちょっと、見て!『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』宝塚大劇場千秋楽チケットが、



紅子:さ、30万円で、取引成立!


管理人:ごごご、50万円で売っている人もいる!


紅子:ライビュ専科さん、ライビュに100回以上行けるわよ!


管理人:うどん屋に1,500回くらい行ける!えーと、年100回うどん屋に行くとして、15年分・・・


私は50万円の価値があるコンテンツを、地元の映画館で4,700円で見られるのね!めっちゃコスパよくない?


紅子:あんたみたいな価値観のファンばっかりだったら、転売ヤ―は商売あがったりなんだけどね・・・


こんな記事も出ているし!



1月、東京・国立競技場で行われた大学ラグビー選手権の決勝戦

捜査員:「すみません、ちょっと警察なんですけれど」

 

チケットを購入した女性:「はい」

 

捜査員:「さっきのおじさん、行為自体がダフ屋行為といって、違反なんですよ。だから、我々警察はね、今捜査していまして、ご協力いただいているんですけれど」

 

チケットを購入した女性:「あ~良かった」

 

捜査員:「いくらのチケットですか?」

 

チケットを購入した女性:「5000円です」

 

捜査員:「それをいくらで?」

 

チケットを購入した女性:「3500円です。最初4000円と言われて、値切って。1人3500円で」

 

捜査員:「じゃあ定価より安くあれかな、分かりました。ああいうおじさんは違反なんで、今後は気を付けてもらって」

 

チケットを購入した女性:「すみません、ありがとうございます」


紅子:チケットを購入した女性は、定価より安いチケットをさらに値切ったの?


管理人:「定価より高く売りつけられました」と答えてくれていたら、現行犯逮捕だったのに!


紅子:ダフ屋に何か吹き込まれていたのではなかろうな?




管理人:くやしいのは、定価12,500円のチケットに50万円の価値を見出して払う人がいるとして、その利益は劇団やジェンヌには還元されないのよね。


紅子:「会」というシステムが、ある程度市場原理のシステムによる評価を、ジェンヌに還元する仕組みを担っているのかもしれない。


でも、それは表向き非公式で、不透明な話でね・・・


管理人:いっそ、最前列のチケットは、ヤフオクみたいに公式オークション制度でも導入したほうが潔いんじゃない?


紅子:わー ゲスーい。


管理人:半分本気よ。2階のてっぺん席とか立ち見が安いのは理解できるし、私のようなファンにはありがたいけれど、


SS席の1列目の値段なんて、銀座の回らない寿司屋の寿司をスシロー価格で売っているようなものじゃない。


適正価格を劇団に還元してもいいと思うわ。