新演出?サンバな世界観の『ME AND MY GIRL』
ミュージカル『ME AND MY GIRL』は、1930年代のロンドンを舞台に、
下町で育った名門貴族の世継ぎの青年ウイリアム(ビル)が一人前の紳士に成長するまでを、恋人サリーとの恋物語を絡めて描き上げたロマンティックコメディの傑作です。
先行画像を拝見しますに、
配役は、
ビル:ロンドンの下町・ランベスで育ったがさつだが気のいい兄ちゃん が水美舞斗さん
ジョン卿:ビルが跡継ぎに相応しいかどうかを決める遺言の執行人の一人 が暁千星さん
なのでしょうか?
ビルは宮廷服をビシッと着こなして、お妃教育ならぬお婿さん教育はもうばっちり!っぽいですし、
サリー&ジョン卿は、ロンドンの下町でサンバカーニバルに興じているのか?
この物語は、本当に1930年代のロンドンを舞台にしたストーリーなのか?
調べてみると、毎年8月末に、西ロンドンのノッティングヒルというカリブ諸島から移り住んだ移民が多く住んでいるエリアで、盛大なラテンカーニバルが開催されているそうです。
Notting Hill Carnival: Costumes, colour and crowds
今回の『ME AND MY GIRL』は、物語の舞台を1960年代以降のノッティングヒルに移して、タップならぬサンバのリズム溢れる新演出で上演されるのでしょうか?
主演コンビが皆サンバの似合うダンサーですし、多様性の時代の『ME AND MY GIRL』演出として、ありえるかも・・・
個人的には、『ME AND MY GIRL』主演が水美 舞斗(専科)/暁 千星のWキャストなのは、1年以上前から計画されたものではないのだろうな、と思っています。
おそらくは、1930年代のロンドンの世界観の扮装写真の撮影が間に合っていないゆえに、既存のスチールを3枚並べているのでしょうね・・・