宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宙組よHMV店舗でドルオタをヅカオタ沼に引き込むのだ




いつもキャトルレーヴをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。


キャトルレーヴでは、宙組公演『Xcalibur エクスカリバー』(2023年7月23日~8月5日、東京建物 Brillia HALL)、宙組公演『大逆転裁判』(2023年8月1日~8月8日、KAAT神奈川芸術劇場)の公演期間に合わせ、「HMVエソラ池袋」、「HMV横浜ワールドポーターズ」の2店舗でグッズの期間限定販売を実施いたします。


各公演の関連グッズのほか、オフィシャルグッズやフォトグッズなどを販売いたします。


さらに、ここでしか手に入らない限定商品として「ネームステッカー」も販売いたします。ぜひ、ご利用ください。



ほーっ、宙組の外箱公演中、キャトルレーヴがHMVで期間限定販売!


まず第一は、宙組公演『Xcalibur エクスカリバー』宙組公演『大逆転裁判』の観劇前、観劇帰りに、ゆったりとグッズを買いたいヅカオタ向けの商売でしょう。


プラス、この機会に、HMVに集う「あえて店舗に円盤を買いに来る客層」に宝塚の存在をPRする意図もあるのでしょうか?


音楽はサブスクで定額聞き放題が主流になり、宝塚にまで「配信」文化が根付く現代において、


CDショップは


「初回限定版CD(ライブ映像のDVDなどを封入)」


「店舗限定予約特典(限定カットの生写真、ミニクリアファイル)」


など、あえて「モノ」の所有に意味を見出すファン層が支えています。


また、ショップでは


「アーティストによるサイン会、握手会、ライブ、トークショーなどの様々な店舗イベント」


を開催し、配信では味わえない「音楽体験」を提供する場として機能しています。



YOASOBI「アイドル」 Official Music Video


映画業界でも、音楽業界でも、「チケットを買って、現場に来る」習慣を持つファンを育てるのは大変なことです。都市部に住んでいても、在宅で配信で映画や音楽を楽しめたら十分、というファンのほうが多数派でしょう。


ミュージカル界隈は、映画やライブよりもさらにチケット代が高い。


HMVに円盤を買いに行ったり、店舗のアーティストライブに行く習慣がある層にとって、


現代の中世ファンタジー異世界もののベースである「エクスカリバー」伝説とか、ゲーム「逆転裁判」は、親和性が高いコンテンツだと思います。


まずはビジュアルで「ん?」とアピールし、できればライブビューイングや配信、次は劇場版ファイナルファンタジーに誘導したい!


宙組よ、HMV店舗でドルオタをヅカオタ沼に引き込むのだ!