宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

お茶会復活!推しは推せる範囲で推せ



SNS情報のまた聞きですが、コロナ禍で中断していたお茶会が復活するそうですね。


コロナ禍でもファンはせっせと公演に通い、公式グッズを買ってきました。


この消費が劇団の経営に貢献し、回りまわって贔屓のお給料やお衣裳に使われていることは確かなのでしょうが、


贔屓に直接お金を使っている!応援している!


という実感には乏しい。


そもそも、特に関東圏では、チケットの需要と供給が釣りあっておらず、普通にファン活動をするだけでは思うようにチケットを買えず、宝塚に存分にお金を使えない、というジレンマがあります。


そこがある意味、宝塚にのめり込みすぎるのを防ぐ歯止めになっているところもあるのでしょう。


「推しは推せる時に推せ」といいます。


贔屓を推せる時に推したくても、チケットが買えない!


もっと、贔屓のためにお金を使わせてください!


もっと、直接贔屓の利益になる消費活動をしたい!



と思うファンのために、会活動はあります。


私がSNSの片隅で縣に愛を叫んでも、縣にはおそらく認知されてもいないでしょう。(されたら恥ずかしい💦)


管理人の推し活など、ディズニーファンのコミュニティに例えれば、


周りが「年パスで、ミッキーと今年100回目のグリーティング💛」とか投稿している中、「ミッキーのイラスト入りのシャーペンを買いました」とUPしているようなものでしょう。


会活動は、たくさんお金を使うほど、もっとたくさん贔屓にお金を使えて、贔屓に認知され、他のファンの羨望を浴びられる夢のようなシステムです。


お金さえ、あれば。




アイドルファン界隈では、ライブ配信サービスの配信者を応援するため、オンライン上で課金するいわゆる「投げ銭」というシステムがあり、


夏休み明けになると、子どもが保護者に無断で課金したという相談が行政に寄せられているそうです。


両親の複数のクレジットカードを使って、700万円もの投げ銭をした女子高校生もいたそうで・・・


宝塚の会活動で、贔屓に700万円使ったら・・・個人的にはものすごい充実感がありそうですが、上には上がいるでしょう。


他のファンに自身の方が贔屓を熱心に応援している、と見せつけたり、他のファンよりも金額的に貢献できているという自己満足を得ようとする沼にハマると・・・


競っている相手は、庭から石油が湧いているとか、石油会社の大株主レベルですよ、たぶん。



石油王と競っても、ねえ。


「推しは推せるうちに推せ」という言葉がオタクのコミュニティには存在しますが、ファイナンシャルプランナーとしては、


もしも、会活動に疲れた方がいらっしゃったら、


「推しは推せるうちに推せる範囲で推せ」という言葉も念頭において、会活動を楽しんでいただきたいです。