宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

真白悠希が新公主演を取る可能性は




『Xcalibur エクスカリバー』で、幼い頃憧れた魔術の先生になぜか修道院に監禁され、 20年もの間、もつれて解きほぐせなった渇愛を針でぶっ刺し続けて仕立てたフェルトの服を着ているようなモーガン を演じて俄然注目された、2018年初舞台の104期、現在研6の真白 悠希。



『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』新人公演では、


ジェームズ・ボンド   大路 りせ
デルフィーヌ   美星 帆那
ル・シッフル   亜音 有星


という面子の中、マッドサイエンティストのドクトル・ツバイシュタイン役をそつなく怪演(本役 若翔 りつ )。 



『High&LOW』新人公演では、


主な配役 新人公演
コブラ【山王連合会】 亜音 有星
カナ 山吹 ひばり
ROCKY【White Rascals】 風色 日向
スモーキー【RUDE BOYS】 大路 りせ
日向紀久【達磨一家】 泉堂 成
村山良樹【鬼邪高校】 奈央 麗斗


という面子の中、


リン【苦邪組(クジャク)】 真白 悠希(本役 留依 蒔世)を演じました。


新人公演の配信を見た時の感想記事を振り返ると





2代目留依 蒔世 襲名、おめでとう!


これからさらに、初代真白 悠希となるために進化していくのか!楽しみしかない!


管理人は新人公演の感想記事では、2番手男役さんくらいまでしか触れていないことが多いのですが、よほど印象的だったのでしょうね。



これまで、実力派助演男役コースとして育成されてきたとおぼしき真白悠希が、ここに来て大役を鮮烈な印象で演じて魅せ、ファン界隈でにわかに注目を浴びています。



管理人は『Xcalibur エクスカリバー』を映画館で拝見しました。


ライブビューイングは、配信ほど気軽でもなく、生観劇の感動には及びませんが、


大画面いっぱいに顔が映る


という特性があります。


真白悠希が最初にドアップになった時は、炎上上等、炎の中から生き延びるふてぶてしさすら感じましたねえ。


雑誌フォトやTVCMに映える「美人度」と、動いてしゃべった時にリアリティがある「女優度」って微妙に違うと思うのです。特に大画面では。


真白悠希は、凄みすら感じる「女優度」あふるるジェンヌですね。


ひょっとして、真白悠希が新公主演をかっさらう、そして路線候補にのし上がるというミラクルはあるのか?


主演を取るなら、『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』ではないと思います。これはゲームCG的な「美人度」が高いジェンヌでないと面白くない。


真白悠希にワンチャンあるとすれば、フリーメイソン、魔術師、医師、詐欺師……。いくつもの顔を自在に使い分け、フランス革命前夜のヨーロッパ社交界にその名を轟かせた稀代の怪人物が主役の


『PAGAD(パガド)~世紀の奇術師カリオストロ~』



ではないでしょうか。


103期の亜音有星はこの公演に出演しないことが確定しておりますし、公務員スパイなボンドだった大路りせも、稀代の怪人物はニンではないと思います。


個人的に春乃さくらさんがトップ娘役と発表された時の「誰?」という声の多さに、新人公演の配信を見る方って意外と少ないのだなあ、と驚いた記憶があります。


真白悠希がここで新人公演主演カードを取れば、宙組新人公演の配信視聴数は増えますよ!


次代の和希そら枠に、真白悠希!面白そうではないですか。