宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

大谷翔平のニュースで礼真琴の覚悟に想いを馳せる



なんという日でしょう。


礼真琴が『1789』復帰した同じ日、大谷翔平(エンジェルス)が右ヒジ靱帯を損傷し、今シーズンはもう登板しないことが決まりました。


彼に「メジャーリーグの礼真琴」というキャッチコピーをつけて応援していたので、故障は大変ショックです。


彼は10年以上前から


「二刀流は身体へのダメージが大きい。一刀流に専念したほうが、長くプロで稼げる」


と言われて続けていましたし、


今回の怪我で、SNSにはファンの


「もう、二刀流は限界では。今後は打者に専念すべき」


「弱小チームで二刀流で孤軍奮闘するより、打者一刀流で強豪チームに移籍して、ワールドシリーズ制覇を目指しては」


という声を多く見ます。



でも、大谷翔平はたぶん、


「一刀流に専念して、一年でも長く活躍して稼ぐ」


よりも


「たとえ選手生命が5年短くなろうとも、二刀流でワールドシリーズ制覇!」


の夢を追う姿を見せるのだろうな。二刀流ができなくなった日、一刀流に転換ではなく、あっさり引退するのかもしれない。



そんな大谷さんだからこそ、普段日本のプロ野球を見ない人でも知っている、見るエナジードリンク、10年に1人レベルの国民的人気スターになったのでしょう。一刀流に絞っていたら、数いる日本人メジャーリーガーの筆頭ではあったでしょうが。



宝塚の大谷翔平、礼真琴。


彼女は、安定して80点代をキープするというよりは、昨日の自分に今日は勝つ!150点を取ったら次は200点!を目指さずにはいられない人で、


そんな彼女の舞台を見ることは、大谷翔平の登板を見る時と同じワクワクがありました。



これまで私は礼真琴について「彼女も生身の女性なのですから」といった趣旨のことを書いてきました。


でも、復帰は本人が決めたことのはず。彼女が「心配ないからね」とおっしゃるのですから、


私は『1789』東京宝塚劇場千秋楽を、エンターテインメントとしておおいに楽しみにしています。