宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

もう研14の男役珠城りょうは見られないなんて

もう研14の珠城さんは、見られないのですね。


すみれの国の住人に年齢はないけれど、自身が女の人生を生きて思うのは、


「男役の神髄は研13から」


男役10年というけれど、正直そのころはまだ女性らしさがピチピチして、男役芸の邪魔をする。


だいたい研12くらいでホルモンバランスが変わる時期があって、女っ気が抜けてきて、男役芸が身に染みて、男役として舞台で自由に呼吸できるようになる。


春日野八千代さんの頃から、トップ男役が当たり役を出せるのは研13~研15の3年間くらいに凝縮されていると思うのです(研17の頃には体力面で限界が迫ってくる)


あの天海さんだって、「宝塚の男役芸」という意味では評価しづらいところがあって(トップ期間が研7~研9って、新人公演を卒業してやっと初バウ、という学年でしょう。未完成で当たり前)


珠城さんもやっと研13、いよいよ本領拝見、男装の麗人役というのも一興だね♪、と期待していた矢先のことでしたので、もう放心状態です(泣)まだ彼女を称える言葉を準備するのは早すぎる・・・