宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

何を歌うのか予想「生徒全員から歌のプレゼント」

特別映像「One Heart PROJECT」


特別映像「One Heart PROJECT」


2020/06/19公開、12日間で約15万回視聴、かあ・・・正直、既存の宝塚ファン以外の方々に、あまり届いていない再生回数だなあ・・・


理由推測

・この曲が歌われた『NEVER SAY GOODBYE』は、2004年に一度上演されたきりで、再演もされておらず、最近宝塚ファンになった方にはなじみが薄かった。


・「スペイン内戦に従軍したカメラマンの歌」という歌の背景が伝わりづらかった。


・動画が

主役:大先輩 和央ようか 

相手役:フランク・ワイルドホーン(7人中、ワイルドホーンさんが一番乙女だったよね)

+その他5人という構成に見える。


・公開タイミング

大劇場再開発表前のほうが、ファンはもっと歓喜しただろうとは思う。

歌詞の「分断された世界に、希望を目指して」というメッセージは、基本、政治的メッセージを出さない宝塚の、現代社会への覚悟を持っての発信だと思う。


うーん、惜しい。


次に「現役生徒全員から歌をお届け」なら、もっと広い層に「ああ、宝塚は元気なんだな」「私もがんばろう!」と思っていただけたら嬉しい。


で、生徒全員で何を歌うのでしょうね?

100周年以降に公演された、再演されたことがある有名作の曲だと・・・


本命
楽曲の一般知名度でいえば

・すみれの花咲く頃

または

・愛あればこそ(ベルサイユのばら)

宝塚を象徴する「すみれの花咲くころ」ですが、切ない初恋の歌で、コロナの時代に向けてのメッセージとしてはどうかなあ・・・OG達がもうやっているのもなあ・・・


50代以上の方であれば、宝塚といえば「愛あればこそ」なんですけれどね・・・YouTubeのメイン視聴層には、ちょっと昭和歌謡の匂いが強いかなあ・・・


対抗馬

・ひとかけらの勇気(スカーレットピンパーネル劇中歌)

・「Aimer エメ」 (『ロミオとジュリエット』劇中歌)

「明日へのエナジー」(シトラスの風)

曲の完成度、ヅカファン認知度、タイトルと歌詞のわかりやすさで「ひとかけらの勇気」の気もしてきた。


これから再演だけど、ロミジュリもいいよね。


Aimer♪あなただけを Aimer♪愛している 病に倒れようと 愛している この歌詞がどうかなあ・・・


今、生きている♪胸の鼓動熱く♪「明日へのエナジー」もいいねえ。「また宙組の歌」感が強すぎるかなあ・・・


大穴
エリザベートの曲・・・でも、宝塚を知らない方が「いやよ、おとなしい、お妃なんて♪」と急に歌われても「メーガン妃?」だし・・・「愛と死のロンド」「闇が広がる」・・・
やっぱり縁起でもないですね・・・


ふぉーえばー♪ タカラヅカ フォーエバー♪
ああ、まさに今の私の心境にぴったり!
・・・対外的にはちと「自画自賛」がすぎるかなあ・・・