宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

みりお、朝ドラで「なにわのオカン」の笑いの世界に挑む


明日海りお、朝ドラ初出演は「松竹新喜劇」の女優役


連続テレビ小説第103作となる「おちょやん」は、“大阪のお母さん”として親しまれてきた喜劇女優・浪花千栄子の人生をモデルにした物語。


ディズニー実写版『ムーラン』で吹き替え声優を務めたことも記憶に新しい明日海は、喜劇の一座「鶴亀家庭劇」に所属する女優・高峰ルリ子を演じる。かつて東京で主役を張るほどの人気女優だったが、大山鶴蔵(中村鴈治郎)社長に頼まれ、「鶴亀家庭劇」のメンバーに。プライドが高く、最初は喜劇をバカにしていたが、徐々に女優魂に火がついていく。


紅子よー!


「鶴亀家庭劇」・・・ふっつふっふ。松竹新喜劇は昔は「松竹家庭劇」といっていたのよね。浪花千栄子さんって、松竹新喜劇の女優さんで、オロナイン軟膏のホーロー看板で有名な方(オロナミンCは市村崑、ボンカレーのホーロー看板は今リバイバルしているね)


今は大阪の笑いというと、ぶっとんだネタを競う吉本新喜劇が圧倒的に有名だけど、


昔は「松竹新喜劇」という、もうすこしリアルな大阪の庶民の泣き笑いをネタにした、ホームドラマっぽいお芝居も人気だったのよ。


朝ドラで「大阪のお母さん」って、つまり「なにわのオカン」のことよね。


吉本だけど、中川家のオカンネタに松竹新喜劇のエッセンスを見たわ。



中川家のものまねコント 「パートから帰ってきたオカン」



14インチのブラウン管TVの台の下に、靴の入っていた紙箱・・・あれにオロナイン軟膏とか、蚊に刺されたら池田模範堂の「ムヒ」が入っていたよね。


正座してテレビを見ながら「あの人痩せたなー どっか悪いんちゃうん?」www


明日海りお、この世界に挑むのね!


東の笑い、西の笑い

紅子ねー 東京のユーモアとウイットに富んだアーバンでメロウな笑いも好きだけど、大阪の笑いも大好き。東と西で笑いって違うよね。


東京のお笑い芸人さんって、批評家的というか、マクロというか、冷めた客観的な視線で、世の中をいかに斜めに見れるかを競っていて、


大阪の笑いは


聞いてえな、うちのオカン、


「「初日の出」はな、「はつひので」ちゃうで、「しょにちので」やで」


ゆーて、元旦から雑煮も焚かんと、宝塚見に行きよった。



こーゆー身内のやらかしという超ミクロなネタから、普遍的な「オカンすきやで」に持って行くところがあるよねえ。




紅子の本音

この松竹新喜劇的世界に・・・


なんで紅ゆずるに話がこなかったのおおおお 紅さん松竹所属じゃん


あ、でも紅さんだと、”プライドが高く、最初は喜劇をバカにしていたが、徐々に女優魂に火がついていく。”


紅さんがやったら、さすがにリアリティが無さ過ぎて「嘘ぅ」になっちゃうよねえ。


追加でゲスト出演しないかなあ・・・