宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

関西と関東 ヅカファン気質の違い ブンガク目線VSレビュー目線


かんさい♪ でんき ほーあん きょうかい♪



全編:ある日突然関西人になってしまった男の物語|関西電気保安協会【公式】




管理人:やっと繁忙期を抜けたー


ぼー



不思議ねー私、繁忙期とか宝塚が活動自粛とか、目が血走っているときのほうが筆が進むわ。


紅子:おつかれちゃん。アメちゃんあげるから元気だし♪


管理人:あっ元気になったんだ!よかったー


紅子:ホント、今年はいろいろあったね・・・


管理人:そろそろ宝塚の今年1年を振り返るモード・・・って、


2020年を振り返る時、例のアレに触れずに語ることは、うどん県でうどん屋を視界に入れずに過ごすくらい難しいよね。




そもそも、今年「コロナウイルス」の話題を避けるのは、香川でうどんを無視するぐらい難しい。


まともにやったら、「1位コロナ(みんなありがとう)」「2位コロナ(神に感謝)」「3位コロナ(フン)」「4位コロナ(くっコロナに負けた…!)」という、ボーボボ人気投票状態になってしまう。

紅子:ほんまそれ。


管理人:で、宝塚ブログを自分で書くようになって、他のブログ村常連さんのブログを、今までよりも注意深く拝読するようになって思ったのは、


日本の芸能って実質東京一極集中だけど、


宝塚って本拠地が兵庫県にあって、ファンも


「宝塚大劇場観劇組」と「東京宝塚劇場観劇組」 


関西組と関東組が拮抗していてさ、


そのどちらでもない地方民(うどん県民)から見ると、ブログ記事も管理人さんの在住地によって、関西組と関東組に分かれていて、記事の傾向も違うなあ・・・と思ったのよ。


紅子:たとえば?


管理人:たとえば宝塚の公演は「お芝居・ミュージカル」と「レビュー・ショー」の2本立てが基本だけれど、


関西組:宝塚の芝居を「レビュー・ショー的要素」重視で見る。


関東組:宝塚の芝居を「文学」として見る。

傾向が強くない?


関西の方は、スターの髪型、衣裳、装置など、細部の視覚的要素の評価の割合が高くて、


関東の方のほうが、キャラ造形とか脚本の構造にツッコミを入れる人が多くね?


なんでやねん?


紅子:それな。


決してどちらがどうこうでもないんだけれど、関西組が開幕そうそうムラで観劇して、感想をUPしようとしたとき、


キャラ造形とかお話の構造とかに触れると、どうしてもネタバレ要素が増えるでしょ?気を遣っているのよ。関東のファンの観劇はだいぶ先なんだから。


こんちゃんさん、観劇感想がスターの演技より、お話の構造主義じゃん?円環と垂直と水平がどーたらとか。


最近は、ネタバレ記事に冒頭に注を入れているけど、前に記事タイトルでネタバレやらかしたよね(すぐ修正したけど)・・・


管理人:あ、


ま、東京ですらオペラは常設劇場で毎日公演しているわけではなく、東京が本拠地であったライバルのSKD(松竹歌劇団)は既に解散し、日本で一番興行として成功した「歌劇団」が、東京ではなく関西に本拠地がある。


しかも、宝塚以外のレビュー劇団が「OSK日本歌劇団(大阪府)」「歌劇ザ・レビューハウステンボス(佐世保)」と西日本に集中し、


最近吉本興業「清く、明るく、麗しく」少女歌劇団ミモザーヌ というのをやりだしたんだけど、これも本拠地が関西なのよねえ。


いわゆる「少女歌劇的なるもの」は関西人気質と相性がいいのかしら?


知らんけど。


紅子:知らんのかい!