宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

『Eternità』配信視聴 珠城さんのバウ愛はガチだ


珠城りょう『Eternità』配信を視聴いたしました。

えーっと、私、絶対、コロナ禍以前より今のほうが、宝塚にお金を落としているわ・・・


今回も、実は直前まで配信を視聴するか迷っていたのですが、正直スーパー以外に行くところもないし…と軽い気持ちでポチりました(笑)



『Eternità』は本来2020年6月に宝塚ホテル、パレスホテル東京で予定されていたディナーショーを、馴染み深い宝塚バウホールに場所を移して上演するもの。


ディナーショー以上、コンサート未満、の不思議な形態になってしまいましたが、


まあ武道館や大劇場での、大々的なさよならコンサートをライビュで拝見するのも、テンションがあがっていいものですが、


この公演は新人公演時代を共にした、馴染みの鳳月 杏 、輝月 ゆうま、 佳城 葵 、朝霧 真に囲まれた、アットホームな雰囲気で、


休日の午後、おうちで配信でゆったりと退団の感慨にふけるのも、いいものですね。


珠城りょうのガチバウ愛


珠城さんは「幽霊刑事」の演目発表の時、


恋愛と本格ミステリーが融合した有栖川有栖氏著の傑作「幽霊刑事」が、心温まるミュージカルとして、珠城りょうの思い入れある宝塚バウホールに登場します。


とあって、バウホールに思い入れの無いジェンヌはいないでしょうよ、とちょっとうがったことを思った記憶があるのですが💦


今回配信を拝見して、アンコール時のカーテン前で


珠城「最後列のお客様のお顔も見えますよー。この空間、匂い、空気感、大好き」


とおっしゃっていたので、本当にバウという小劇場の、見ているお客様の全体がつかめる規模感などを含めてお好きなんですね。


コロナ禍でしょうがなく自前のバウ、でなく、
バウでなくては、という思いが感じられて、


これでいいのだ。


個人的に一番のツボは、フィナーレのザ・男役 珠城&女役 鳳月 杏の「Besame Mucho」


鳳月さんが女役として、ねっとり濃厚にキメたのち、珠城さんのハットをぽんっと被せられたとたん、


妖艶なお姉さまが、首から上だけ男役に戻ってはけて行ったところです(笑)