『PRINCE OF ROSES』観劇前にネットで予習!検索のコツ
紅子:スカステニュースで、聖乃さん自ら「薔薇戦争のことを予習してからご覧になったほうが、より楽しめると思います」ですってよ。
これはよっぽどアレなのね・・・
管理人:前に私も頑張ってみたんだけど・・・
紅子:だいたい、予習してね💛って、公演HPに竹田先生の解説も、人物相関図も無いじゃない!
管理人:あのねえ、日本の歴オタ、特に男性はたいてい戦国時代か、幕末のファンに偏っているのよ。つまり戦争オタよ。
イギリスにおける薔薇戦争って、どっちかというと日本の応仁の乱みたいな位置づけなんじゃない?応仁の乱に詳しい人って、相当の歴オタよ。
そのへんのイギリス人を捕まえて聞いても、誰でもレクチャーしてくれるか、微妙な歴史じゃね?
「応仁の乱にやたら詳しいイギリス人」がいたら、ちょっとビビらね?
そんなものを、ファンに「自習してね💛」って、
ハードル高すぎ!
独学の達人に聞く「世界史を学ぶための最初の1冊」
まず高校の世界史Bの「資料集」
最新世界史図説タペストリー 十八訂版 [ 帝国書院編集部 ] 価格:957円 |
最近、社会人として働きながら独学したい方のための、独学のノウハウをまとめた「独学大全」がヒットした「読書猿」さんによる、世界史の学び方。
具体的には帝国書院の世界史図説『最新世界史図説 タペストリー』の最新版を入手し、冒頭の「世界全図でみる世界史」から始めましょう。見開き2ページで50ページ、合計25枚の年代別世界地図で、各年代の「時代の概観」や「主な事件」までついています。まずはこれを一通り流します。短いので数回繰り返してもよいでしょう。
この「世界全図」にも各項目への参照があります。より詳しいことが知りたくなったら各ページへ飛ぶとよいです。どの項目も図や表や映像資料や史料紹介からできています。どれも相当な情報量ですが、どの項目も見開き2ページで構成されています。最初は読破など考えず、「世界全図」から好きな項目を回ってみるとよいと思います。
紅子:うちに高校生の子供はいないから、資料集が手元に無いわ。
管理人:ま、オールカラーで1,000円以下で、ヅカオタなら絶対無駄にはならないわ。買って💛
紅子:初日まで時間が無いの!
管理人:じゃ、無料のネットで検索!なんだけど、
歴史ネタでまずWikipediaの記事を読んで、わかる?
紅子:分量が多すぎ、知らない用語ばかりで、読む気が・・・
管理人:読書猿さんによると、まず「コトバンク」のほうを見て、用語の定義を確認したほうがいいらしいよ。
ばら戦争(読み)ばらせんそう
War of the RosesWars of the Rosesばら戦争 Wars of the Roses
百科事典マイペディアの解説
英国の内乱。ヨーク家のリチャードがランカスター家の国王ヘンリー6世に王位を要求し,1455年内乱勃発(ぼっぱつ)。
国内貴族は2派に分かれて戦った。1461年以後ヨーク家が覇権を握り,リチャードの長子のエドワード4世からエドワード5世,リチャード3世と続いて即位。
しかし1485年ランカスター家の流れをくむヘンリーがリチャード3世を敗死させ,ヘンリー7世としてチューダー朝を開き,戦争を終結させ,ヨーク家のエリザベスと結婚して両派の和解を図った。
この戦争は王位継承に名をかりた封建貴族の私闘で,貴族は共倒れとなり,絶対王制への道が開けた。ヨーク家,ランカスター家の紋章がそれぞれ白バラ,赤バラであったことからこの名があるとするのは俗説。
コトバンクのほうが、専門家が監修した百科事典の記載を集約していて、正確だし、
いろんな事典の簡潔な記載を、ざっと読み比べたほうが、同じ解説を何回も読むより、かえって理解が早いらしいよ。
【TV初!】はや ホワイト クイーン 白薔薇の女王 2021年1月10日(日)スタート
「ホワイト・クイーン 白薔薇の女王」「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」2作放送!
主人公ヘンリー7世は赤薔薇、
対立する白薔薇のエドワード4世が羽立さん、
グロスター公リチャード3世が優波さん
マーガレット・オブ・アンジュー (万里 柚美)ぼーっとした国王(ヘンリー6世)に代わってランカスター家を率いる、肝っ玉王妃
エリザベス・ウッドヴィル(華雅 りりか):国王エドワード4世(羽立)の妃
(後にヘンリー7世の妻となる、エリザベス・オブ・ヨークの母)
マーガレット・ボーフォート(春妃 うらら):ヘンリー7世の母
アン・ネヴィル (美羽 愛)ヘンリー7世と対決する、リチャード3世(グロスター公 優波)の妃
独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 [ 読書猿 ] 価格:3,080円 |