宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

むしろ王子なVERDAD!貴族よりも暗黒街の帝王マノン


星組別箱先行画像出ましたね。




「VERDAD!!」礼さん史上最高にアイドルプリンス風味でいいねえ。私が女子高生だったら、ガチ恋して恋煩いで痩せていたかもしれない(笑)


そして「マノン」の、大学を卒業したての前途洋々たる青年貴族愛月ひかる・・・原作を知らない方でも、この男は闇堕ちして暗黒街の帝王になるんじゃね?とストーリーが見えそう💦


愛ちゃんが女を破滅させる、ではなくて、愛ちゃんが破滅する魔性の女マノン、どんだけ💦



しっかし、「男役 愛月ひかる」って、何歳なんでしょうね。すみれコードに触れるほうでなくて、ショーにおける芸名としての存在時の、設定年齢のほう。


私はとっくにトップさんの年齢を追い越しているのだけれど、愛月さんを見ていると、なぜか自分より年上の男性に思えてしょうがない(笑)


最近ヅカ版だというのに、愛だの、死だの、エヴァンゲリオンだと物騒なことを語りがちなのは、きっと愛月さんの「死」にあてられたせいだとおものだけれど、


思えば「不滅の棘」のエロールなんて「死ねなくなった男」、


「ロミオとジュリエット」では年齢という概念すらなさそうな「死」のアレゴリー(寓意)、


そういえば、ラスプーチンって何歳設定だったんだろう。


あれも人物というより、恐山のイタコのような、近代とか、科学とか、理性とか、そんな光は届かなくて照らし出せない、広大なロシアの大地の前近代の闇が、肉体をもって具現化したのを見たような戦慄があったなあ。