宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

地獄の三角関係!罪に繋がれた三人の「手」に注目!




稀代の名探偵、シャーロック。その宿敵となるジェームズ・モリアーティ教授。ただ一人、シャーロックの心を動かした「あの女」、アイリーン・アドラー・・・

「罪を追う者」「罪に生きる者」 そして、「罪を背負う者」・・・

「罪」によって分かち難く結ばれた三人のキャラクターの描き出す幾何学模様(トライアングル・インフェルノ)!

「人」とは? 「罪」とは? そして「愛」とは? 

霧と煙に包まれた都・ロンドンを舞台に、数多の難事件を解決してきた名探偵の挑む冒険活劇。


「罪」の鎖によって分かち難く結ばれた三人のトライアングル・インフェルノ(地獄の三角関係)、


そして
「罪を追う者」稀代の名探偵、シャーロック
「罪に生きる者」ジェームズ・モリアーティ教授
「罪を背負う者」アイリーン・アドラー


重なり合う3人の「手」の雄弁さ!



モリアーティは、アイリーンは、ホームズから何を奪おうとしているのか?


必ず、真実(おまえ)に辿り着く。



楽しみいいいいいいい!



カッコいいいいいいいいいいい!



んが


鹿撃ち帽とインヴァネス・コートとパイプは?



このいかにもなカッコも楽しみにしていたんだけどな・・・舞台で見られるかな・・・



インバネス(Inverness)▼スコットランド、ハイランドの州都で、ネス川河口に位置する港市としてハイランド地方の交通の要衝でもある。


「インバネスコート」は、一八五〇年代にこの地で考案されたとされる、主として一八六〇年から第一次世界大戦期まで製造されていた男性用コート。


袖がなく、取り外しができる長くゆったりしたケープが付いている。このコートを着こなしている最も有名な人物は、探偵小説の主人公シャーロック・ホームズ。

このインバネス・コート、戦前は和装の男性が、和服の袖を邪魔しないハイカラな防寒着として重宝していたそうです。


実は、みんなが思い浮かべるホームズのアトリビュートの鹿撃ち帽とインヴァネス・コートの描写は原作に無く、


原作が連載された際の挿絵(シドニー・パジェット画)によって作られたイメージだそうで、


曲がったパイプはもっと後、俳優ウィリアム・ジレットによって2.5次元舞台化?された際の演出だそうです。


(咥えたまましゃべれるし、長セリフを言う間、パイプを持つ手の表情で芝居にアクセントがつけられるから、だったらしい。)




イギリスの作家コナン・ドイルの創作した世界的名探偵で、名探偵の代名詞的存在である。1887年に『緋色(ひいろ)の研究』で初登場。


抜群の推理力の持ち主であるうえに解剖学、化学、数学、法律にも詳しいが、通俗文学の知識は範囲が限られ、天文学、政治学、哲学には精通していない。


細い鉤(かぎ)鼻、鋭いまなざしをもつ顔は鷹(たか)のようで、身の丈6フィート強の痩身(そうしん)。拳闘(けんとう)、フェンシング、棒術に優れている。


思索するときはバイオリンをかき鳴らし、安煙草(たばこ)と臭い化学実験のにおいをまき散らし、うつ状態になると1日中口をきかず、コカインをときにたしなむ弱みをもつ。


ホームズの助手でもあり彼の活動の記述者でもあるワトソン医師Dr. Watsonは友情に厚い心温かな男で、美人に対してつねに賛美を惜しまない。

コカインはあかん。