宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

あと2日だったのに!ライビュ会場に「客席」はあったよ



花組の卒業生の皆様、宝塚大劇場ご卒業、おめでとうございます。


衝動的に休みをとってライビュに駆け付けました

通常はお休みを取ってまで、月曜日開催の宝塚大劇場千秋楽のライビュに行くことはないのですが、


今回は退団者がいる千秋楽が無観客・・・しかも、都市部は映画館も休業したまま、という事態。


せめて、今映画館が営業している地方の民として、「客席」があるライビュ会場で、ファンの皆と同じ時間、空間を共有したい、という思いから、ほとんど衝動的に休みをとってライビュ会場に駆けつけました。


ライビュ会場に客はいるのに、劇場にお客がいない不思議


いつもは、開演の少し前から配信が始まって、前方の席を埋める白服のファンの方たちの姿が映って、劇場の客席とライビュ会場の客席が繋がったような気になれる「空間」が大好きで、配信時代になってもなるべくライビュに通っているのですが、


ライビュ会場に客はいるのに、劇場にお客がいないのが本当に不思議。


でも、普段は生徒さんはまず劇場の目の前にいるお客様のために演じていて、我ら地方民はライビュで「そっと覗かせていただいている」感覚だったのですが、


今回は「私たちのために特別に」演じてくださっている、普段より地方民に親密な特別感はあったかな。


お芝居は重厚な雰囲気なので、静寂のうちにお話が進行するのも、夢幻能のような幽玄な雰囲気があって、あまり気にならなかったけれど、


ショーで、ご挨拶で、会場の拍手が聴こえないのが、本当にやりきれない・・・こんなこと、宝塚の歴史上でもう最後にならなきゃだめだよ。






と思っていたら、普段拍手をしないライビュの客から、自発的に拍手が湧いてきて👏👏👏


どうして向こうからこの空間は見えないのだろう。


このライビュ会場にカメラを置いて、この客席の光景を宝塚大劇場側で上映できないものだろうか。



~・~・~・~・~



で、管理人はいつもならこのへんで「芝居の感想」を語りだすところなんですけれども。


・・・


いやね、「アウグストゥス 尊厳ある者」って巷ではある意味神話?となった「邪馬台国の風」になぞらえて「古代ローマの風」とか呼ばれているらしいですが。


うーん、なんだろうなあ。「邪馬台国の風」は「あっけらかんとした駄作」なんだけど、


「アウグストゥス 尊厳ある者」はなあ・・・なーんか、「ひょっとしたら、これはただの駄作ではなくて、一周回ってとても深遠なことを語っているのかもしれない」疑惑があってですね。


でもやっぱり「ただの駄作」疑惑もぬぐい切れず・・・


とアタマがぐるぐるしておりますので、結論が出たらまたUP・・・するかなあ?