阪急阪神HDエンタメ部門赤字22億円超も配信が好評
まあ、予想はされていたことですが。
阪急阪神ホールディングスは14日、大阪市内で2021年3月期決算を発表した。
阪神球団などのスポーツ事業や宝塚歌劇団を含むエンタテインメント部門は新型コロナウイルスの影響で厳しい環境となり、営業収益が前年比318億2800万円(43・0%)減の421億9200万円、営業損益も同139億5400万円減の22億5800万円の営業損失となった。
このエンタティメント部門の収益においては、阪神球団と宝塚歌劇団、梅田芸術劇場の内訳が一体として発表されているので、宝塚歌劇団単体の動員や収支がどうなっているのかは不明です。
(というか、世界でほかに歌劇団と野球の決算をまとめて発表するホールディングスはあるのだろうか?)
ううう・・・阪神球団が負けまくったとか、宝塚歌劇団が駄作や謎人事を出し続けてファンの心が離れた、という訳ではないのに・・・コロナのバカ―っ!
詳細はこちらから。
このうち、宝塚歌劇団については、
また、ステージ事業では、歌劇事業において、トップスターの退団公演となった雪組公演「fff -フォルティッシッシモ-」・「シルクロード~盗賊と宝石~」等の各公演が好評を博したほか、宝塚歌劇をご自宅のテレビやスマートフォン等で視聴することができるライブ配信サービスを開始し、多くのお客様にご利用いただきました。
「fff -フォルティッシッシモ-」については、偉大なトップの退団公演で注目度は高かったと思いますが、”好評を博した”のかは・・・まあ、株主の注目はそこではない。
肝心の次期の見通しについては
次期の連結業績予想については、収益認識に関する会計基準の適用により一部の会計処理を変更(旅行事業における企画旅行に係る取引等について、収益の計上方法を純額表示から総額表示へ変更等)することや、
都市交通事業やエンタテインメント事業をはじめ、多くの事業で当期の新型コロナウイルスの影響から一定の回復を見込むこと等により、営業収益、営業利益及び経常利益は、いずれも大幅に増加する見込みです。
海外の事例を見ると、ワクチン接種の普及で状況が改善しているようで(ブロードウェイも9月に再開予定らしい)
ファンのできることは、体調管理を万全に、マナーを守って楽しく観劇して、
地方民としては「劇団に3,500円クラウドファンディングしたらお礼にライブ配信が見られる!」
と思って微力ながら協力させていただきます。
・・・いっそ阪急阪神HDの株主になりたい・・・でもローンがあ・・・