宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

「ヴェネチアの紋章」は幻の宙博多座公演のスライド?



博多座「川霧の橋」の先行画像、出ましたね。


この画像に「明治座 10月公演」とあっても何の違和感もない。


お光 の海乃 美月さんの、「宝塚の日本物」というより「昭和の商業演劇の座長公演に出てくる女形さん」な風情がいいですねえ。山本周五郎の昭和の時代小説の空気感を出すのは、今の若手女優さんではなかなか難しくなってきましたからね。しみじみ。



明治座4月公演「きりきり舞い」 コメント:篠井英介



最近、某所で「パッション・ダムール」は雪組全ツへの布石だったのか?」という意見を拝見して、ちょっと思ったのですが、


そういえば、彩風咲奈は本来「炎のボレロ」で愛媛に凱旋する予定であったわけですが、コロナ禍により梅田芸術劇場のみでの公演となりました。


今回、全ツ会場は梅田芸術劇場を外した日程で、愛媛県民は「炎のボレロ」を見ていないので、地方民的には「炎のボレロ」でもう一度回ってくれてもよかったわけですよ。予算的に厳しいご時世ですし。


そこをあえて、別の演目で回ることになった。


ファンからしたら、限られたトップ期間にいろいろな演目を見たいので、嬉しいことですが、今回は全ツ再演には珍しく「音楽を一新」していましたよね。


初演時には 作曲が寺田瀧雄先生だったのが、「作曲・編曲/玉麻尚一」とクレジットされている。この方、外部の先生だそうで、座付きの作曲家よりもコストはかかるはず。


仮説


「ヴェネチアの紋章」は、本来2020年博多座での宙組公演で上演する予定で、塩野七生先生に上演料を払ったり、音楽を一新するために外部に依頼したりしていたが、博多座公演が中止となったり、人事的にいろいろあり、


急遽、彩風咲奈全ツアゲイン用の演目にスライドした。