宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

”だから言いはしないサヨナラだけはNEVER SAY GOODBYE♪”どっちやねん?


♪ 僕は生きてる 君の中に♪
♪ だから言いはしない サヨナラだけは NEVER SAY GOODBYE♪


どっちやねん!





ミュージカル

『NEVER SAY GOODBYE』-ある愛の軌跡-

作・演出/小池 修一郎

作曲/フランク・ワイルドホーン


「ジキル&ハイド」「THE SCARLET PIMPERNEL」等の世界的大ヒットミュージカルの作曲家フランク・ワイルドホーン氏と、作・演出の小池修一郎とのコラボレーションにより、2006年に宙組で上演された『NEVER SAY GOODBYE』—ある愛の軌跡—。読売演劇大賞優秀作品賞と共に、小池修一郎が文部科学大臣賞を受賞した傑作ミュージカルが、16年の時を経て再び宝塚歌劇の舞台に登場致します。


この公演で初舞台を踏んだ真風涼帆は、今や宙組トップスターとして充実の時を迎え、満を持して再演に挑みます。


1936年。ナチス政権下のベルリンオリンピックに対抗してバルセロナで人民オリンピックが開かれる。取材に訪れた人気写真家ジョルジュは、リベラルな女性劇作家キャサリンと運命的な再会を果たし、二人は恋に落ちるが、やがてスペイン内戦に巻き込まれて行く。


ファシズムと闘う人々の愛と勇気が、「ONE HEART」をはじめとする数々の名曲で綴られる、ミュージカル大作。



スペイン内戦に巻き込まれ、戦いに参加していくカメラマンと女流作家の愛と死を描く。ミュージカル「ジキルとハイド」の作曲家フランク・ワイルドホーン氏が全曲を書き下ろした。和央と花總の退団公演で、サヨナラショー、退団挨拶付き。


'06年宙組。東京宝塚劇場・千秋楽。作・演出は小池修一郎。和央ようか、花總まり、大和悠河 他。


1936年ハリウッド、新作映画の制作発表パーティで、映画スターのエレン(紫城るい)や、闘牛士のヴィンセント(大和)が紹介されている最中、新進作家キャサリン(花總)が飛び込んできて、自分の書いたシナリオとは違うと、プロデューサーと喧嘩を始める。


その姿をジョルジュ(和央)がカメラに収める。ジョルジュは、パリの風俗を撮影した写真集で一世を風靡したカメラマンだった。キャサリンは、フィルムを渡すようジョルジュに詰め寄るが拒否され、憤然とその場を立ち去る。しかし、ジョルジュは、自分を飾らないキャサリンの姿に、他の女性にはない魅力を感じ始める。




特別映像「One Heart PROJECT」


管理人:うーむ。このプロジェクトは壮大な序章であったか。


紅子:えーっと。これはとてもセンシティブな話


管理人:別にいいわよ。長年ファンをやっていれば、もう覚悟はできているわ。


紅子:では、これから起こりそうなことを予想してみよう。


予想1 ライビュ専科が「スペイン内戦とナチスとピカソ」みたいな記事をUPする

紅子:うわーっ。ありそー。


管理人:まあ、たぶん記事は書くけどね。




じゃなくて


予想2:真風涼帆「だから言いはしない サヨナラだけは NEVER SAY GOODBYE」と言ってGOODBYE


管理人:『NEVER SAY GOODBYE』ねえ・・・うーん。管理人は初演当時遠征した記憶があるんだけど、


このお話、小池先生のオリジナルなんだけど、あきらかに実在の戦場カメラマン「ロバート・キャパ」をモデルにしていると思うんだけど、




戦争の悲惨さ訴え 土浦 ロバート・キャパ展開幕



当時の感想:
「これなら史実のロバート・キャパの話にしてほしかった」


このお話は2006年に上演されたのだけど、その後の研究で、キャパの代表作とされるスペイン内戦で撮影された「崩れ落ちる兵士」という写真のモデルについても研究が進み、実はこの写真を撮ったのはキャパではなくパートナーであったゲルダ・タローだったのでは、とかいろいろ面白そうな発見があるのよね。


まあ、再演にあたり手を入れるかもね。


紅子:潤花ちゃん、ハリウッドの映画プロデューサーと喧嘩して、パパラッチされて「フィルムを渡して!」と詰め寄る女性脚本家役のためにスライド異動したのかな?


お歌・・・



管理人:まあ、ワイルドホーン作曲だけど、「海外ミュージカル枠」ではないからね。まかじゅんは「歌うま枠」ではないけれど、ムリせずキーを変えるなり、対応はしやすそうね。


予想3 7作目ではサヨナラを言わずに8作目退団


管理人:まあね。「アナスタシア」のディミトリ、「シャーロック・ホームズ」といいお役をもらえて、退団の覚悟もあるけどさ。


紅子:真風のウリは歌よりダンスより演技より「男役芸」じゃん。1本もので「真風の歌謡ショー」より、「芝居とショーの2本立て」が映えるじゃん。


なぜに今『NEVER SAY GOODBYE』?


ゲスの極み(元)乙女:ワイルドホーンさん、外部でミュージカル「北斗の拳」の音楽も手掛けるんだよね。


紅子:ケンシロウが「♪お前は もう♪ 死んでいる♪」と歌うの!



ゲスの極み(元)乙女:ブロードウェイも大変だし、ワイルドホーンさんも実はトニー賞も、アカデミー賞も、グラミー賞も受賞していない「無冠の帝王」なのよね。



日本で資金を捻出して、念願のトニー賞受賞のための作品制作に充てたいとか。


家賃超高そうな物件にお住まいですし


紅子:なんでワイルドホーンさんの野望に真風がお付き合いするのよ。