野口先生が彩風に海賊役の理由は出身地愛媛にあり?
海賊の子孫?彩風咲奈、美しき海賊王「ブルーム」に
『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』
作・演出/野口 幸作
「ODYSSEY(オデッセイ)」とは、「長い冒険旅行」を表す言葉。
真夜中の海に、大航海時代にカリブ海で消息を絶ったという伝説の海賊船「ODYSSEY号」が蘇る。
美しき海賊王、ブルームが率いる個性豊かな海賊たちが「夢の大航海」の幕を開け、月の女神セレネと太陽の神アポロンに導かれ、世界の国々を巡るなかで、空前絶後のパフォーマンスを繰り広げる。
彩風咲奈、美しき海賊王、ブルーム キャッチフレーズに偽りなし!
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本ブログは「地方民視線」もウリの一つですが、
四国民からすると、初の愛媛出身トップ彩風咲奈に海賊役!で「さすが野口www」
全国的に愛媛県のイメージは「みかん県」かなあ。
四国の人間にとったら、伊予と言えば「村上水軍(海賊)」
昔は四国の人は村上水軍と呼んでいたのですが、最近は村上海賊と呼ばれていますね。
ご先祖を「海賊」呼ばわりする今治市役所!
でも、当時の海賊は、今の人がイメージする「海賊」とは別物だったようで
「海賊」。この言葉を聞いて何が思い浮かびましたか?同じ質問を今治在住の人にたずねると答えは少し違うかもしれません。
きっと、村上、ミュージアム、水軍鍋、水軍レースなどなど、地元の人なら納得、そうでなければ「?」となる答えがあがってくるでしょう。
いずれも、かつて瀬戸内海で海の支配者といわれた村上海賊、来島海峡の新鮮な魚介を使った豪快な郷土料理の水軍鍋、宮窪町にある村上海賊ミュージアム、和船を使用した水軍レース大会、など今治ならではのものです。
南北朝時代から戦国時代に、来島海峡一円に勢力を誇った能島・来島村上海賊は、海の武士として、織田信長や毛利元就にも一目置かれるほどの勢力がありました。
関ヶ原の合戦で勢力を失いますが、その優れた航海技術は、その後もさまざまな航海で重用され、地域交流により情報や文化を伝えます。今治人の進取の気質やものづくりは、この頃に形成されたといわれています。
一般に「海賊」と聞けば、理不尽に船を襲い金品を略奪する無法者、いわゆる「パイレーツ」のイメージですが、
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)
村上海賊の生業は“海賊”という言葉からは程遠いものでした。海上の要衝に関所を構えて水先案内人の派遣や海上警護などを行い、海の安全を守る集団だったのです
(通行料をケチったらパイレーツ化したりしたらしい。管理人のご先祖(塩飽水軍)も被害を ブツブツ)
天下泰平の時代になり、往時の勢力を失った海賊たちは、優れた造船技術で今治造船、そして今治の海運業の礎となり、
愛媛県は世界に類を見ない海運・造船産業集積地となりました。
(愛媛県今治市は日本の船舶の約17%を建造 愛媛県の外航船主が所有する外航船は約900隻、日本全体の外航船の約35%を占める高いシェアを誇る)
まとめ:海賊の子孫達(彩風咲奈も?)は今も、世界を舞台に活躍しています。
大航海時代のリアルパイレーツについてはこちらで記事にしています。