宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

花組階段降り 水美舞斗の羽根の大きさが意味するもの



花組『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』初日おめでとうございます!


・・・


私はこのブログでは「作品論」がメインで、人事予想はあまり語らない方針なのですが、今回の公演、めでたい花組100周年!のお祝いモード一色ではないようですね。


今回、水美さんが2番手羽を背負わなかったとのこと。


これが意味することは?



VISAを背負った永久輝さんの存在?


95期の序列問題?


うーん。



もしも


彼女が花組でなく、同期トップでもなかったら?



もしも


彼女が95期でなく、たとえば94期だったら?



彼女はどのような立ち位置にいたのだろう


・・・




最近の2番手人事をみておりますと、


「トップにならない2番手量産モード」というより、


短期トップは原則作らない、


トップには礼並みの技術or柚香並みの華・オーラが無ければ就任させない、


「トップの地位の神聖不可侵領域化の強化」を感じます。


宝塚の序列だ、羽の意味だのを知らない、予備知識なく宝塚を初めて見る方が


「ひいぃ!これが宝塚のトップか!」とひれ伏す「何か」を持つ者に、トップを5作以上させる、


温情で短期トップにはさせないよ、というメッセージでしょうか。


(月城さんの博多座でのあいさつで、トップさんが謙遜?「私はカリスマではないので」とおっしゃったというのが、どうにも気にかかっておりまして。理事長から何かメッセージがあったのでしょうか?)