宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

え、これで”恋する喜びに満ちた音楽劇”?『海辺のストルーエンセ』

『海辺のストルーエンセ』とは、


北海とバルト海に囲まれた潮騒響く国、女神フレイヤが住まう所を舞台にした、ミュージカル・フォレルスケット!


「FORELSKET」とはデンマーク語で、恋をして幸せいっぱい!という幸福感を表した言葉。


「恋をして幸せいっぱい!という幸福感に満ちたミュージカル」


のポスター、出た!


紅子:不穏だ。


管理人:『鎌倉殿の13人』で言うと、隠岐の島に流された後鳥羽上皇みたいだ。


この画像をお題にポエム。



野ざらしの 眼に海風の 沁む身かな


我こそは シン国王よ バルト海の 荒き波風 こころしてふけ



紅子:それ、松尾芭蕉と後鳥羽上皇のパクリでしょ。


管理人:著作権はとっくに切れているからいいのよ。


「ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ」で検索すれば、物語の結末はわかってしまうけれど・・・


このコート。無実の罪で収監されたモンテクリスト伯が着ていそうね。



ブラックジャック先生のマントもたいがい不穏だけれど、ストルーエンセ先生のコートの不穏なことといったら。


紅子:昨日は、金糸の刺繍がずっしりと重い宮廷服を着ていたのが、


着の身着のまま連れ出され、寒さに耐えかねて、海風にさらされる小屋につるしてあったコートを失敬してでも、眼の熱量は、全く衰えていない感じね。