宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

朝ドラではヒロインが宝塚を受験してる



最近、いろいろありすぎて、何かとても楽しみにしていたものを忘れている気が…


あ、そうだ。


10月2日からの連続テレビ小説『ブギウギ』!


OSK出身で、「東京ブギウギ」で知られる歌手 笠置シヅ子さんをモデルにした、戦後を明るく照らしたスターの物語です。




NHKオンデマンドで見逃し配信を視聴しました。


第一週は、歌って踊るのが大好きな大阪の風呂屋の看板娘が、すみれの花が咲いているっぽい「花咲歌劇団」を受験するも、不合格。


その後、「OSK日本歌劇団」っぽい「梅丸少女歌劇団(USK)」を受験し、見事合格!


家族や、風呂屋のお客は大喜び!


そして次週は、養成所での厳しいレッスンや、同期との絆が描かれるようです。


劇中に「花咲歌劇団」のレヴューシーンは出てこないのですが、第5話で披露されたUSKのレビュー「胡蝶の舞」のシーンは、衣装や振付が本格的で素晴らしかった。


ジュディオングのような衣装に身を包んだ白い蝶(蒼井優)が優雅に舞い、黒い蝶(OSKの現役男役スター翼和希)の強靭な回転は、指先から客席に透明なナイフを投げて、少女の心を射抜く。


ヒロインいわく


「そのとき、体中に、さぶいぼが立った。」


私、ここに入る!


(さぶいぼ=鳥肌。関西では、いい意味での強烈な衝撃を受けた時にも使う)


ねえ。やっぱり、歌劇っていいよね。素敵だよね。



宝塚少女歌劇の記念すべき第1回公演はご存じ『ドンブラコ』ですが、オペレッタ『うかれ達磨』とダンス『胡蝶』という作品も併演されていたそうです。


OSKをモデルにした「梅丸少女歌劇団(USK)」ドラマの劇中劇として、『ドンブラコ』の影に隠れた幻の演目『胡蝶』を復活していただいて、嬉しかったです。




紅子:昭和2年の日本に、こんな舞台があったのか?


管理人:記録写真じゃなくて、ヒロインの網膜に映った✨キラキラ✨補整を再現しているのよ。