宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宝塚歌劇団が7日11時から会見





兵庫県宝塚市のマンション敷地内で先月末、宝塚歌劇団(同市)所属の俳優の女性(25)が死亡するなどしたことを受け、同歌劇団は7日午前11時から、同市内で会見を開く。


団員の死亡後、初めての会見で、大阪、神戸、京都の新聞・通信社が加盟する大阪芸能記者会が、開催を要請していた。歌劇団側は今後の公演などについて説明するとみられる。




私は、いじめの有無を白黒はっきりさせてとか、加害者の特定を!とは思いません。


ジェンヌたちは皆、10代のころから宝塚OBが運営する受験スクールに通い、外部から隔絶された世界で純粋培養され、受け継がれた価値観に染まっている。


組長や理事長からの「下級生をいじめてはいけません」というお達しで体制が変わるとはどうにも思えません。


管理職の異動や、幹部に阪急からではなく、舞台ごとにオーディションで編成したカンパニーの運営に慣れている東宝など、外部の人材を招聘する必要もあるかもしれません。



先日NHKで少女歌劇を舞台にしたドラマが始まり、次週は「歌劇団での厳しい指導」がテーマの物語が放送される予定です。


金曜日の放送で、娘が歌劇団に合格して、涙を流して喜ぶ親御さんたちのシーンを見たのですが、今はまだ、


「あのニュースを知る前にこのシーンを見たら、もっと素直に楽しめたのに・・・」


と思いました。


ここでの対応が、宝塚が150周年を迎えられるか、130周年あたりで解散するかの分岐点だと思います。