それでも抽選に申し込むファンがいるから
ご無沙汰しております。
宝塚の公演スケジュール見直しに伴い、ファン界隈では確保したチケットを取り上げられたファンの怨嗟の声が渦巻いておりますね。
ライビュ専科の地方民は、宝塚大劇場の公演を見たい場合、最近は旅行会社の観劇バスツアーを利用するようになりました。(チケットはともかく、交通費のドタキャンに泣かされ続けたため)
12月15日に例のニュースが発表された際、管理人は仕事と忘年会の幹事役でバタバタしていて、お知らせを見逃しておりました。
夕方、忘年会に参加している最中に携帯が鳴り、レストランのトイレで
旅行会社の社員:「公演が中止になりましたので、ツアー催行を中止させていただきます。申し訳ございません。」
と連絡を受けて、事態を知るという...
当然、ツアー代は払い戻されるのでお財布が傷むというわけではないのですが、飲み会に戻った際に、あまりに表情が暗かったのでしょうね…
同僚から心配され、
「チケットが飛びました。贔屓が笑顔で舞台に立つためなら、こんなこと、なんちゃでない(讃岐弁訳:どおってことない)。」
あああ...ううう...
「ツアー代は払い戻しやろ?また行けばええやん。」
「てか、それでも宝塚に行くんですね…」
「トップの退団公演です!もう、このイケメンの次の大劇場公演は無いのです!」
この気持ちを理解していただけたのは、歌舞伎ファン(贔屓は市川猿之助)の方だけでした。
同士よ、今年はいろいろありましたね…
年に2~3回生観劇するだけの地方民でさえ、この4年で5~6回はチケットが飛ぶという事態に遭遇しております。
ショックで土曜日は寝込んだものの、日曜日にはむくりと起きて
「諦めたら試合終了だわ。9回裏の逆転、ロスタイムのゴールだってあるわ。友の会の抽選に、ダメもとで申し込んでみよう...」
我ながら、健気というか...マゾというか...
射幸心をあおられているわ。
(まぐれ当たりでないと買えないものを買えた喜びのほうが、いつでも売っているものを買う時の喜びより大きいこと)
つれないホストに翻弄されて、もう縁を切ってやる!と息巻いても、たまに見せる笑顔にほだされて、ずるずる関係を続けているお嬢さんの気持ちが10%くらいは理解できた気がするわ。
まとめ:こんなファンがいる限り、宝塚フォーエバー