宝塚 うどんに例える うどん脳(字余り)
注:これは贔屓のうどん屋が休業した或るグルテン中毒者の禁断症状による妄想です。
うどん県の地元紙「四国新聞」の1面記事
4月22日付 四国新聞1面見出し
※参考 2019/12/02四国新聞1面見出し
うどん脳のうどん県民、何かあると真っ先に心配するのはうどんのこと。
・・・ああ、地方民の自分はなんだかんだ言って、コロナ禍を我がこととして実感していなかったことに気づいたよ。
うどん県で、お店でうどんが食べられないなんて・・・
UDONうどん脳テーマソング
「てぼー」と言っているのは、うどんを茹でる際に麺を入れる調理器具の名前です。
うどん県民の日常会話
・ダムが干上がって取水制限がかかると
「うどんを茹でる水は大丈夫か?」
・大将が代替わりすると
「あそこ大将が隠居して、大阪で会社員やってた息子が継いだけど、味落ちたな」
・連休には
「あそこのうどん屋、田んぼの真ん中にあるのに、県外ナンバーが詰めかけて、近所と駐車トラブルにならないかしら」
(たしか、みやるりかさんが「うどんバカ」という歌を歌っていたなあ)
トッピングより大事な、こだわりがある
うどん県民は県外に出る機会があっても、県外でうどんを食べることはめったにないのです。博多に行ったら、博多うどんより、とんこつラーメンを食べたいですよ。
というかコシが無いうどんって(以下自粛)
で、これは県外の「そば・うどん」店にそばを食べにいったときの経験なんですけど、メニューのバリエーションが乏しいなあと不思議なんですよ。
だいたい「かけうどん」に乗っているのがワカメか海老天か、という違いでしょ?
うどん県民に言わせていただくと、トッピング以前にもっと大事なことがあるでしょう、と言いたい。
うどん県のうどん屋の標準的なお品書き
(かけうどん小で250円前後)
暖かいうどん
かけ:水締めした麺をさっと茹で、湯切りして丼に入れて、
かけつゆ(温)(客が自分で茹でるセルフ店多し)
そのまま:水締めした麺を温めず、そのまま丼に入れて、
かけつゆ(温)
ひやあつ:水締めした麺を氷水で洗い、丼に入れて、
かけつゆ(温)
釜あげ:注文を受けてから生麺を釜で茹で、水締めせず丼に釜のゆで汁
ごと入れ、つけつゆ(冷)
湯だめ:注文を受けてから生麺を釜で茹で、水締めし、
丼にさら湯と共に入れ、つけつゆ(冷)
冷たいうどん(冷やし中華と違って、基本年中提供)
ひやかけ:水締めした麺を氷水で洗い、丼に入れて、
かけつゆ(冷)
ざる:水締めした麺を氷水で洗い、ざるに盛り、つけつゆ(冷)
冷やし:水締めした麺を氷水で洗い、丼に氷水と入れて、
つけつゆ(冷)
ぶっかけ:水締めした麺を氷水で洗い、丼に入れて、
つけつゆ(冷)をぶっかける
↑まず麺の温め方とつゆの温度でこれだけ組み合わせがある。
ここを決めなければ先に進めないでしょう。
まあ、店員さんが顔を見ていつものを用意しだすので、だいたい同じものを食べるんだけど。(わたしはぶっかけ派)
・・・え、何が違うのか、ですって?
えーっと、ここは一応宝塚ブログなので宝塚風に説明すると
うどんが最初にくちびるに触れた時の官能が違う
・・・俺はマジだぜ。
いえね、うどんはその日の気温や湿度によって塩加減、水加減を微調整して仕込むので、同じ店でも日によって、そして打ってから茹でるまでの時間、茹でてから客が食すまでの時間によって、同じものは無いのですよ。
今日のうどんは当たりか、大当たりか、(ハズレかも)とドキドキする、毎日が一期一会なんですよ。
で、大当たりの絶妙なコシのうどんが優しくくちびるに触れ、するすると口に滑り込む時の感触は、この世の愉悦、もう官能的なんだから。
贔屓のキスシーンもかくやですよ(真顔)
蛇足:うどん県民の、うどん屋が休業したGWのお昼メニュー
うどん県にはメニューに「月見うどん」はめったにないのです。
(かけうどんにトッピングで「半熟玉子追加」で対応)
そのかわり釜玉うどんというものがございます。Stay Homeのおうちごはんにいかがでしょう(状況が落ち着いたら、ぜひ紅さんみたいにうどんツアーに来てね!)
・テーブルマーク「カトキチ」の冷凍うどんを購入
・鍋にお湯を沸かし、冷凍うどんを表示の時間茹でる(最近はレンジ調理可ですけど、茹でたほうがおいしいと思う)
・その間に丼に玉子を割り入れ、よくかき混ぜる
・茹で上がったうどんを丼に投入(湯切りはお好みで。私はゆで汁が少々残っているほうが、麺と玉子が馴染んで好み)
・だし醤油(めんつゆ可 うどん県では鎌田醤油が鉄板)適量を回しかけ、さっと混ぜていただく。
悪魔のトッピング:バターを落とし、黒コショウをミルでひく。和製カルボナーラ♪
- 鎌田醤油 だし醤油500ml 4本入り
- 鎌田醤油
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