宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

祝入学式 自宅で自主稽古って、どうやっていたんだろう

6月5日、やっと108期生の入学式が行われました。


108期生の皆様、ご入学おめでとうございます。

動画あり


うわあ、本当にあの大劇場ロビーだ。

同校は4月から戦後初の臨時休校となり、兵庫県で休校が明けた6月2日からの授業再開。108期生は入寮も一斉ではなく、複数班に分かれて行われ、ここまで学校からの課題を自主的に取り組む形で、入学に備えてきた。


首席入学の奥山映美(えいみー)さん(東京都)は「最初で最後の受験でしたので、自分を信じて挑戦して本当によかった」。


この2カ月は「早く憧れの宝塚音楽学校で学びたいという気持ちを募らせていました。レッスンができない日々が続いていましたので、心身ともに合格時の状態を保てるように努めました」と、緊張感を維持してこの日を迎えたという。

瑛美は「えいみ」でなく「えいみー」なんですね。今は本名が宝塚の芸名みたいな方もたくさんいらっしゃいますね。


エイミーさんの憧れジェンヌは明日海りおさんとのこと。将来が楽しみです。


しかし、自主レッスンと言っても、実家がバレエ教室を開催しているような方以外、どうやって自宅でバレエなどのレッスンをしてきたのだろう。普通の床にトゥで立ったら危ないし、階下に響くし(柔軟や筋トレはどうにかなるでしょうが)


世界のボリジョイダンサーの場合

ロックダウン開始から1か月以上が経過した5月初旬、ボリショイ・バレエ団は初めてオンラインクラスを開催した。授業はビデオ通話サービス「ズーム」で行われており、講師は自分の寝室でピアノの伴奏に合わせてステップを踏んでいる。


 ロックダウンが始まると「ボリショイは、体調を整えて、自主隔離の中でバレエをする方法を見つけなさい、というとても重要で価値のあるアドバイスをしてくれた」とツビルコさんはいう。「それで私たちは、リノリウムやバーを探した」


 通常、ダンサーは自宅でトレーニングをしないため、そのような設備を持っていないという。新しい備品を取りに行くことができないため、バレエシューズも「すり減っている」とツビルコさんは語った。


 ダンサーたちはそれぞれ自分なりにロックダウン中の日課を作り、トレーニング用の器具を工夫しなければならなかった。

世界のボリジョイでも手探りなのですね・・・音校でもZoomでレッスンとかあったのかなあ。

ダンサーの身体

私が子供のころ、少女マンガ誌にはだいたいバレエ漫画があって(「ハーイ!まりちゃんシリーズ」とか)

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↑バレエの演目とかパ・ド・ドゥとかこれで覚えた。今思うと、私の宝塚への興味の原点はこのへんにあるのかな。


今でも覚えている印象的なセリフ

バレエダンサーは

1日休むと自分でわかる。

2日休むとパートナーにわかる。

3日休むとお客にわかる。

子ども心に厳しい世界なんだなあ、と思った記憶があります。


私ものんきに「再開まだかな♪」と歌っておりましたが、劇団のスケジュール調整も、生徒さんが舞台人としての身体を取り戻すのも、すぐにはいかないよね。


再開の日を信じて気長に待っております。