宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

やっと、はいからさんが通るよ!市松模様の客席で採算は?

宝塚、花組公演「はいからさんが通る」から再開



柚香礼さんからもコメントが

中止期間中たくさんの方々から励ましのお声をいただきました。


いよいよ皆様にお会いできる事なりましたが、何よりも、お客様に安心して楽しんで頂くことを願っています。


はいからさんの登場人物たちの誠実で前向きなパワーと明るいエネルギーをお届けしたい。

よかったねえ・・・


が、


めでたさも 中くらいなり ムラの春


予想していたことですが、

座席の間隔を前後左右1席ずつ空けるとともに、最前列の座席販売は見合わせられ、通常の半分以下の1274席を販売。

他にも演奏は録音とか、舞台で密を避けるための調整とか、いろいろ配慮しての公演となるそうです。


で、いくら利益が減るの?

通常
SS席(194席) 12,500×194=2,425,000
S席(1,408席) 8,800×1408=12,390,400
A席(475席) 5,500 ×475 =2,612,500
B席(473席) 3,500× 473 =1,655,500
19,083,400円


単純に半分にした場合
SS席(97席) 12,500×  97= 1,212,500
S席(704席) 8,800×  704 =6,195,200
A席(237.5席) 5,500 × 237.5= 1,306,250
B席(236.5席) 3,500 × 236.5 =827,750
9,541,700円


1公演あたり9,541,700円のマイナス


さらに最前列を減らしたりするから・・・ざっと1公演900万円以上は利益が減るわけだ。


まだ情報はないけれど、東宝についても考えてみよう


通常
SS席(133席) 12,500× 133 =1,662,500
S席(1,440席) 9,500× 1440 =13,680,000
A席(229席) 5,500 ×229 =1,259,500
B席(263席) 3,500 ×263= 920,500
=17,522,500


単純に半分にした場合
SS席(66.5席) 12,500 ×66.5 =831,250
S席(720席) 9,500 × 720 =6,840,000
A席(114.5席) 5,500 2× 114.5=629,750
B席(131.5席) 3,500 × 131.5 =460,250
=8,761,250


1公演あたり8,761,250円のマイナス


えーっと、ムラと東宝で100回公演するとすると・・・


通常より約9億円のマイナスです。


・・・きゅうおくえん・・・


まあ「コップの水がもう半分しかない」VS「コップの水がまだ半分ある」


なら後者で考えたほうが幸せな人生を送れそうだ。前向きに考えよう!


ライビュ&ディレイビューイングで補うのだ!


座席間引きを補うなら、ライビュでしょ。


先日映画館に、ハリウッド新作映画「ストーリーオブマイライフ~私の若草物語」を見にいきましたが、日曜日なのに、客は10人ほど。


まだまだ、お客は戻っていないようです。


透明人間に映画を見せるくらいなら、ムラの初日&千秋楽のライビュを、どどんと全国で!


明日海さんの時みたいにうちの県でもやってください!(祈)


まだ映画館も、客席間引き販売なので、


都市部限定で、一定期間初日の公演をディレイ上映、という手もいかがでしょう。