宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

シンデレラったら、足のサイズ何センチ?カタリジェンヌ

魔女は?かぼちゃの馬車は?


カタリジェンヌ 第4話「シンデレラったら!」元タカラジェンヌによるボイスドラマ 主演 綺咲 愛里|中外製薬


出演者:

綺咲愛里:シンデレラ

出雲綾:継母マリア

沢希理寿:侍従

芽吹幸奈:妹メープル

如月蓮:弟?キャサリン

鳳真由:王子フランツ

城妃美伶:オウムのミレイ/皇太后


あー、子供のころ、白馬に乗った王子様が来るのを待ってたなあ・・・そんな人、競馬の騎手しかいないと気づいた時に、少女は大人になるのね。


で、鍋を焦げつかせて、お風呂の底を抜かしたアイリーン、じゃなかったシンデレラは「魔女」ではなく「仙女様」を待っているのね。


「仙女」って西洋というより東洋っぽいなあ、と思っていたら、なんと、シンデレラのルーツは中国だった、という説があるそうです。


このシンデレラという類話は実は世界中に500~700あると言われています。だいたい500ぐらいだと思いますが、日本にもあります。


そのシンデレラの類話の最も古いものは、中国の9世紀の文献です。文献があるものが9世紀ですから、文献がなくても、当然お話というのはその前からあったということがわかります。


そしてシンデレラの発祥が、もし最古の文献が示すように中国であったならば、シンデレラの誰にも履くことができなかった小さな靴というものは、中国で6世紀から伝わっている「纏足」ではないかという想像もつきます。


そっか、シンデレラの本人確認のために「ガラスの靴のサイズが合う人はいませんかー?」って、足のサイズが22センチとかでは該当者多数で特定できないよねえ。


シンデレラ、よっぽど足が小さかったのね。


ちなみに、中国の纏足(幼少期から足にきつく包帯を巻き続け、骨の成長を阻害して小さな足にした)は、大人になっても靴のサイズが10センチ、という人もいたそうで・・・


エリザベートの脅威のウエスト50センチより怖い・・・