宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

ジェンヌさんの方言


先日、このようなタイトルの記事をUPいたしました。



ジェンヌさんで、例えば大阪出身の紅さんや彩凪さんは、関西弁(イントネーション)を積極的にキャラ設定の一つとして使われていらっしゃいますが、


考えたら、彩風さんは普段、南予弁キャラではないのですよね。




スターからのメッセージ【雪組 彩凪翔】




スターからのメッセージ【雪組 彩風咲奈】


ジェンヌさんの方言

私は、タカステを視聴していて、関西出身のジェンヌさんが、関西イントネーションでおしゃべりしているのを見ると親しみがわくのですが、


芸能人の方にとって、方言を使うかどうかは、イメージ戦略、キャラ設定に関わるもの。



方言については、東京の方、関東の方、関西の方、東北の方、地域により、世代により考え方はいろいろで、統一された見解なんて無いと思いますが、


日本の一部のエリアには、「方言札」というものがあったそうです。



「方言札を知っていますか」と木部さんは聞いた。


 ぼくは知らなかった。


「わたしがフィールドにしていた鹿児島や沖縄は、標準語教育、共通語教育が非常に激しかったところなんです。方言札というのがありまして、学校で方言をしゃべると罰で札を下げさせられるんですよ。そういう教育を学校でやったのが、鹿児島県と沖縄県の2県なんですね」


 言葉の響きからネガティヴなものを予想していたが、それでもやはり衝撃を受けた。今ならば人権侵害などと言われそうな教育方針ではないか。


「わたしが、聞いた範囲では、昭和40年代まで、学校で方言札をかけていたという人がいましたね。屋久島の方でした。市区町村の教育委員会で方針が違ったかもしれないし、学校単位で違ったかもしれないんですけど……そういう教育を盛んにやったので、方言って汚いというイメージが植えつけられちゃったわけです。だから方言をしゃべる人はいるんだけども高齢で、今、鹿児島の30代より下の人は、多分古い方言はわかんないと思いますね」

関西で、関西弁をしゃべると方言札を渡されて指導されたという話は聞かないのですが、(そんなことがあったら、関西は日本から独立するのではなかろうか)


地域や世代によっては、方言についてネガティブな考え方をする方もいらっしゃるかもしれません。


「やけん」という表現は、四国一円で「○○だから」という意味で広く使われている方言でして、


管理人は彩風さんと同じ四国出身であり、四国出身の方が宝塚の男役トップに就任して、地元に凱旋されることが嬉しくて、親しみを込めてこのような表現を使わせていただきました。


決して、彩風さんを誹謗中傷する意図で方言(南予弁)を使用したわけではありません。