宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

沙月 愛奈 最後のお役が「新宿の婆」って…





沙月 愛奈:新宿の婆 

橘 幸:教授 

華蓮 エミリ:名取 かずえ 

星南 のぞみ:美樹 

汐聖 風美:エラン・ダヤン 

望月 篤乃


2021年11月14日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団  



うどん県出身の華蓮 エミリさんも退団か・・・彩風咲奈さんの地元凱旋となった「ヴェネチアの紋章」松山公演で、四国出身で紹介された時のはじけるような笑顔が印象的でした。



沙月 愛奈さーん。千風カレンさんが副組長となったことで予感がありましたが、やっぱり寂しいなあ。



「ヴェネチアの紋章」全ツでの、「青い影」の肢体が奏でた旋律は、幕開けからアルヴィーゼ・グリッティの行く先に待ち受けるものを予感させ、宝塚観劇が一期一会となる観客にも、舞台で演じられた悲劇を思い出すたびに、眼の奥に甦ることでしょう。



・・・



サイトーせんせえ・・・沙月 愛奈最後のお役…


アニメ映画版にも出てきましたが、印象的なお役なんですよ。新宿ゴールデン街の飲み屋を切り盛りする、東京というより「江戸の下町のきっぷのいい女将」的な匂いのする。









「新宿の婆」って・・・



いや、「新宿の老貴婦人」という表現も違う気がするけど・・・


「娘役」が専科に行って「老婦人役」をするということ


そういえば、劇団は最近いわゆる「男役の本専科」を補充していますが、娘役で下級生が管理職になる学年になって、歌手と比べてダンサーはどうしても肉体的な限界もくるし、


専科に行くとしても、男役さんは専科に行っても「敵役」「王、大臣」「厳格な父親役」「色っぽいイケオジ」といろいろできますが、


専科の娘役って、基本おばあちゃん「老婦人役」需要だからなあ・・・


気が付けば、専科で「老婆役」ができる方って、京三紗さん、梨花ますみさん・・・


万里柚美さん、…


五峰亜季さん、美穂圭子さんはどっちかというと「美魔女」枠?


宙組なんて組長、副組長とも「男役」で、96期の瀬戸花まりさんが「おばあちゃん役」をやるのか?


専科もイケオジ枠より「老婦人」ができる人のほうが希少ですね。


求む!後継者!