シティハンター”光源氏作戦”冴羽獠実は超インテリ説 感想
冴羽獠って、普段は
ハッスルして女性にセクハラしているか、さもなくば銃刀法違反行為をしているか、
とんでもないギャグキャラですが、
ああ見えて実は、超インテリと思うんですよ。
冴羽獠が喫茶キャッツアイで、海坊主と美樹の関係を唐突に「光源氏作戦」と言い出すシーンがあるんですけれど、
映画版 登場キャラクター紹介
美樹:喫茶キャッツアイを海坊主と共に店を切り盛りしている。
幼い頃、海坊主に戦場で拾われて戦士としてのノウハウを教わった女傭兵。
海坊主への尊敬がいつしか恋心に変わり、彼を追って日本へやって来た。
この関係をリョウちゃんが「若紫」って言ってますよね。
日本で高校に通っていれば、古文の教科書に源氏物語の[若紫]から「北山の垣間見」のシーンが掲載されているので、教養として知っている方も多いとおもうのですが
『源氏物語』に登場する女性。藤壺の姪で,10歳の頃,北山の庵にいたとき光源氏に発見され,二条院に引取られる。容貌,性格,才芸など一つとして欠点がない理想的な女性に成長し,源氏の妻となる。
[若紫]から「北山の垣間見」:紫の上が「雀の子を、犬君が逃がしちゃったー」とピーピー泣いているところを、光源氏がのぞき見している場面(ただし教科書では、肝心のその後の部分がカットされているのよね)
日本は平和ですから、高校生は学校に通っているのが普通ですが、冴羽獠は中南米のジャングルでゲリラ部隊に育てられた成育歴ですよ。
今でこそインターネットで、外国文学でもすぐ電子書籍で購入できますが、当時スマホなんて無かったし、そもそも中南米のジャングルに本屋ってあったのか(あっても源氏物語は売っていなかった)と思うの。
まあ、来日後に独学したのでしょうが、日本の古典文学の、光源氏と若紫の関係を知っているほどの教養があるって何者!
成人後日本に来たとして、日本の学校教育を全く受けていない人が図書館に行って「さあ、今日は源氏物語を読もう!」と思うってよっぽどですよ。
冴羽リョウ、恐ろしい子!
紅子:「ようこそここへ 遊ぼよパラダイス 胸の林檎 むいて♪」
管理人:「大人は 見えない しゃかりきコロンブス 夢の島までは 探せない♪」
管理人:あ、そういえば、マンガ版の連載時期と光GEIJIの活動時期って被っていたわ。
紅子:こんちゃんさんの、ぶれなくガタイのいい男役が好きなところとか、🔨ネタを振り返るに、
シティハンターは、こんちゃんさんの人格形成に多大な影響を及ぼした作品だったのかもね。