花エリザでないが「エーアン・ハンガリー」『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
花組次回大劇場公演発表!フランツ・リストの前半生をえがく
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
ミュージカル
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
作・演出/生田 大和
ピアノの魔術師と称され、19世紀初頭のヨーロッパで絶大な人気を博したピアニスト、フランツ・リスト。
超絶技巧に彩られた情熱的な演奏と、女性達を虜にしてやまない類まれな美貌でパリのサロンを席巻し、瞬く間に時代の寵児となった彼が追い求めたものとは…。
ハンガリー人である事を自認しながら、その生涯の中で母国語を話すことができなかったフランツ・リスト。
自身の本質的なアイデンティティである“リスト・フェレンツ”として生きる事をその胸の内で願いながら、一方でカリスマ性を秘めたスター“フランツ・リスト”であることを自ら欲し、そして周囲から求められ…その狭間で生きる人生に次第に葛藤を覚えていく。
自らの“魂”の居場所を探し、ヨーロッパ中を彷徨い続ける若き日の彼の姿を、運命の恋人マリー・ダグー伯爵夫人とのロマンスを中心に、最大の好敵手でもあるショパンとの友情を交えて描く。自己とは、自分とは。そして、自分らしく生きるとは何か? を問いかけるミュージカル作品。
ハンガリー生まれの作曲家・ピアニスト。七、八歳ごろからピアノの神童と呼ばれ、ウィーンやパリ、ハンガリー、ロシアの楽壇で活躍。
ピアノの巨匠となったが、のちワイマールに移り、超人的な技巧とはなやかな幻想に富む多くのピアノ曲、交響詩を作曲し、新ロマン主義を代表する一人となった。代表作は「ハンガリー狂詩曲」「超絶技巧練習曲」など。
本人はハンガリー語を母国語として解さずその文化も異質なものであったが、自らの血統を強く意識していた。
ストリートピアノでラ・カンパネラ弾いたら超大変なことになったwww/ラ・カンパネラ-リスト【PublicPiano】La Campanella-Liszt
クロノスケの時計で19世紀“フランツ・リスト リサイタル”へタイムスリップ!
紅子:やっほー!紅子でーす。今日はクロノスケさんの時計を借りて、19世紀にタイムスリップ!
話題の「フランツ・リスト ピアノリサイタル」にやってきましたー!
管理人:いやーっ来る途中も凄かったわねえ。窓から窓から見える広場が、真っ赤なバラで埋め尽くされているんだもん!
紅子:すっごい追っかけのファンがいるらしいよ!
ところで、リストさんの ソロ リサイタルだよね?
何でピアノが3台もあるの?
管理人:リストさん、演奏が激しすぎて、しょっちゅうピアノを壊すんだって。この間は予備のピアノも壊れちゃったから、今日は念のため3台用意したって。
道すがら、「リストが弾いても壊れなかったピアノ!」って宣伝を見たわ。
紅子:イナバの物置かい!
紅子:あ、リストさんの入場!
・・・ああ、横顔が宝塚の柚香光さんそっくりのイケメン💛
管理人:はじま
キャーッ!
紅子:何事!
管理人:当時のリストのコンサートには、熱狂的なファンのご婦人方が詰めかけて、リストさんの飲み残しの紅茶を、香水の瓶に入れて持ち帰ったファンもいたんだって。
紅子:って、こんなキャーキャー言われたら演奏が聴こえな
ご婦人が倒れた!会場は大混乱だわ!
♪♪♪♬♪♪♫♩~♪♪♪♬♪♪♫♩~♪♪♪♬♪♪♫♩~
それでも我関せず、ひたすら弾き続けるフランツ・リスト(ハンガリー読みはリスト・フェレンツ。ハンガリー語では日本のように姓・名の順で呼ぶ)
♪♪♪♬♪♪♫♩~♪♪♪♬♪♪♫♩~♪♪♪♬♪♪♫♩~
管理人:私実は、ピアノは黄バイエルで挫折したんだけどさ、リストさんの曲、音が多いね。指が6本あるんじゃない?
紅子:指は5本よ!リストさん、指がめっちゃ長いのよ。その指の長さを存分に利用した曲のつくりだから、後世のピアニスト泣かせなのよ。鍵盤10個分離れた音を片手でいっぺんに弾けないよ!
管理人:あの女の子、ずっと泣いてる(後のクララ・シューマンである)
公演後
・・・真っ赤なバラの花束の代わりに、宝石で出来た花束のプレゼント!
あ、リストさんが、汗を拭いたハンカチを客席に投げ
ぎゃあああああ(修羅場すぎるので音声のみでご想像ください)
紅子:いやーっ凄かった。リストさん船に乗って次の街へ行くんだってね。せっかくだから、見送りに港まで。
あの、甲板にフルオーケストラがいる豪華客船から、キャーキャー言ってるマダムもやっぱりおっかけ?何者?
管理人:貴族様。お見送りのためだけに豪華客船をチャーターしたって。
KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
演奏シーンの吹き替えは、この方にお願いできないかな?