『DUNE/砂の惑星』感想 永久輝トップ、95期水美が上級生2番手の未来はあるのか
永久輝トップ、上級生2番手が水美の時代はくるのか
気がつけば95期も、上級生から数えて10番目以内の立ち位置になってきましたね。
いわゆる95期2軍はトップになるのか、
あるいは、96期以下のトップを支える上級生2番手の地位までいくのか。
特に花組はVISAを背負った永久輝さんの存在があり、動向に注目が集まっていますね。
個人的には、最近の劇団の「功労者へのはなむけ」が、昔よくあった1~2作の短期トップよりも、上級生2番手にして大羽を背負わせ、ディナーショー&サヨナラショー付きで送り出す、という方向にシフトしているので、
柚香さんの次は、トップ永久輝、上級生2番手水美、トップ娘役星風体制で2作くらいかな?と予想しています。
「エリザベート」は、お披露目ではなく、永久輝体制2作目?星風まどか送り出し公演になるように思います。
ということで、お披露目公演で見たい作品予想!
永久輝せあ主演で「DUNE/デューン砂の惑星」
まあ、最近見た映画「DUNE/デューン砂の惑星」の主演ティモシー・シャラメがカッコよすぎて、これを宝塚で見たい!という記事なんですけどね。
最初に柚香さんが浮かんだけど、もう「アウグストス」やったしな・・・
じゃあ、永久輝さんで、という妄想です。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』日本版本予告 2021年10月15日(金)全国公開
あらすじ
全宇宙から命を狙われる青年に、未来は託された。
はるかな未来、宇宙は最高権力者である宇宙皇帝(江戸で言う将軍)と、各地方の領主(江戸で言う大名)によって治められていた。
砂の惑星アラキスでは、宇宙で最も価値のある物質である『メランジ』が産出され、その利権を巡って、熾烈な争いが繰り広げられていた。
名門アトレイデス家は、宇宙皇帝から砂の惑星を治めるように命じられ、一家で引っ越すが、そこにはアラキスを前に治めていた、ハルコンネン家の陰謀が!
「冬霞の巴里」的世界観がヅカっぽい
世界観としては、基本『スターウォーズ』的宇宙戦争テイスト。
砂の惑星に住んでいるアラブっぽい風俗の先住民とか、王蟲のような「サンドワーム」と呼ばれる砂漠の超巨大モンスターとか『風の谷のナウシカ』っぽさもあり、
砂の惑星の都市の建物が古代バビロニアのようで、陰謀に揺れる王家の一族には未来を予想したり、人の心を読んで操ることができる古代の巫女的な魔力がある。
エリザベス朝の作家シェイクスピアの悲劇作品「ハムレット」をモチーフに、超能力者たち、未来の記憶、過去と現在、母と息子の想いが交錯する。復讐の先住民族(フレーメン)が見下ろす砂漠の谷の下、復讐劇の幕が上がる…!
と、スターウォーズ的未来が舞台なのに、衣装や武器に古代ギリシャ悲劇や北欧神話的な雰囲気もあり、まだ未見ですが「冬霞の巴里」的世界観で、ウエクミ作品や「龍の宮物語」がお好きなヅカファンにも刺さると思います。
主役のポールを演じるティモシー・シャラメがとにかくイケメンでねえ。182cmの長身で、知的で(コロンビア大学卒)、母性本能をくすぐる寂しそうな表情がもうたまらん(笑)。佇まいがアメリカンなマッチョでなくて、冬霞の巴里的な緯度の高い欧州の陰影があって、良い。
ティモシー・シャラメ様は、映画を見ない人でも知っていたディカプリオ様のように、映画ファンの枠を超えて知られるべきだわ!
そしてポールが兄のように慕う、超強い忠臣、ダンカン・アイダホが水美さんにぴったりなんですよ!
超強い母親レディ・ジェシカはギリシャの神殿の巫女っぽい雰囲気で、ボイス(催眠術?)で人の行動を操って猛者どもを蹴落とし、若い息子と同じ速度で砂漠を全力ダッシュできる。すごつよ。
主人公の夢に登場する、ナウシカっぽい謎めいたアラキスの原住民(フレーメン)の娘チャニには、砂漠に生きる土俗の巫女(卑弥呼っぽさ)があってよい。
ということで、永久輝せあトップお披露目公演配役予想
主役ポール:永久輝
先住民のヒロインチャニ:星風
腹心ダンカン:水美
超強い母:音くり
でどうでしょう、VISA様、版権取って💛
紅子:妄想するのはタダですけどね、この「デューン/砂の惑星」って作品、原作の出版が1965年で、その後ハリウッドで幾度も映画化企画が持ち上がるも、頓挫したことで有名で、
ハリウッドいち有名な「未完の大作」と呼ばれていたんですって
管理人:撮影すらしていないのに、「映画化しようとして撮影前に頓挫した」ことをネタにしたドキュメンタリー映画ができてしまったとは!
紅子:出てくる名前が、ミックジャガー、ピンクフロイド、ダリ、オーソンウェルズ・・・
1977年公開の『スターウォーズ』には、『デューン』の絵コンテを参考にした場面が多い
『エイリアン』『スターウォーズ』『マトリックス』『ブレードランナー』
ナウシカも?
まとめ:未完ゆえに、数多の名作をクリエイトさせた伝説の作品、ついに完成。
管理人:でね、映画版では原作第1巻の半分までの映像化で、
「俺たちの旅はここから始まるのであった。」で「完」
続編制作はまだ正式発表されていなくて、本作の動員成績次第らしいの。
まとめ:ヅカファンの皆さま、劇場もいいけど、映画館もいかがでしょう。