宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

私に権力があれば、愛月ひかるをトップにする DS感想



愛月ひかるを称えて


その瞳は 胸を焦がし 眼差しが突き刺さる


息さえも 私をとらえ 凍った心溶かす


ただのジェンヌのはずなのに 私のすべてが崩れる


たった一人の男役なのに 私を震えさせる


お前の男役人生 奪う代わり トップのお前に愛されたいんだ



権力がほしい!




・・・歌っちゃったね




紅子・・・


実は🔨持ってきたんだけど、こんちゃんさんの様子がどうにもツッコミづら・・・


管理人:ここで愛月ひかるをたたえて一句


「宝塚 ああ宝塚 宝塚」


令和の時代に、配信とは言え「同時代を生きる男役 愛月ひかる」と、同じ時間を重ねられたこと自体が奇跡だわ。


純度100%、混じりっ気なしの宝塚だわ。


紅子:愛月さんが歌うと、海外ミュージカルナンバーも、昭和の寺田瀧雄ソングに聴こえるわね。


管理人:宝塚ジェンヌも現代っ子、男役像にもやっぱり現代性があるのよね。


柚香、月城、彩風、礼、真風、皆それぞれ立派な宝塚の男役だと思うわ。


男役芸は、男性俳優の芸とは似て非なるものだけど、


イマドキの男役の男役芸は、現代のジャニーズとか、韓流スターとか、ブロードウェイとかハリウッドとかを探したら、似ている芸風の男性はいそうなのよ。


紅子:真風氏なんて男役芸の極みみたいだけど、現代のメンズスーツのファッションショーに、ドッキリ企画で男性モデルに交じってしれっと出演しても、気づかれずスルーされそうね。


管理人:でも、愛月さんが同じことをしたら、絶対バレるわ。あんな男、いるわけないもの。



男役愛月ひかるは、リアル男性の誰にも似ていない。


男役愛月ひかるは、宝塚の、過去の偉大な男役たちにしか似ていない。



あくまで、「男役芸」の「芸風」の話よ。


サラブレッドは「血統の芸術」と呼ばれるそうだけど、愛月ひかるの男役芸の芸風は、


競走馬で言うインブリード味すらあるわ。




インブリード


血統表で5代前までに同一の祖先を持っているような配合のこと。




私はこれからの宝塚で、愛月ひかるのような「男役芸の血統の芸術」を見ることができるのかしら。