宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宝塚のキラキラ✨お衣装✨って一着おいくら?



ネタ記事シリーズ、今回のお題は、お衣装!


「宝塚のお衣装、キラキラして綺麗!おいくら?」


宝塚の舞台を見ていて凄い!と思うのは、


「市民の男D」みたいな役どころのジェンヌが着ている衣装が、庶民らしく質素なデザインだが、貧乏臭くはない、ということ。(生地や仕立て、手入れがしっかりしているのでしょうね)


ショーの燕尾でも、路線とその他の生徒で、スパンコールの量は違いますが、生地自体は同等の良質なものを使っているのでは?


(配信で見ただけですが、外部の舞台だと、モブの役の方が着ている衣装が、生地が本当にくたびれていて、リアルだなあ、と思ったり💦)


このお衣装も、パーカー💦だけど生地と仕立ては上等だと思います。



まあ、服の値段は、デザイン料とか、生地の質、大量生産でお安くなるとか条件次第でいろいろ変わるので、いちがいに言えません。


宝塚では、お芝居でも豪華な衣装を着て激しいダンスを踊ったりするので、ジェンヌの体に合った、しっかりした縫製が求められます。


宝塚のお衣装と、条件が近いのは・・・Gucciとかの「ラグジュアリー」な服っていくらするの?


検索・・・


Gucciのジャケット、33万円なり・・・


柚香さんが宣伝をしている、バレエ用品店「Chacott」では、既製品のバレエのシンプルなチュチュなら2万円以下からありますね。


プロがアマチュア用の既製品と同じものを着ることはないでしょうが、近いのは、フィギュアスケーターの豪華なお衣装?


フィギュアスケートの豪華なお衣装が参考になる?




フィギュアのお衣装ができるまで

デザイン画を2~3枚提出してデザインを決定、1カ月後に仮縫いをします。


納品は仮縫いから1~2カ月後。早い選手は8~9月から試合が始まるので、それに間に合わせなければいけません。


動きやすさなどを追求し、仮縫いを3回、4回と繰り返す選手もいます。


また、納品したらそこで終わりというわけではなく、自身の試合の動画を見た選手から「装飾を足したい」などの依頼が入り、試合ごとに修正を重ねるケースもあります。


シーズン最盛期に向けて選手の体はどんどん絞られてくるので、サイズを詰めることも必要になります。

フィギュアスケートのトップ選手用のお衣装は、激しい動きに耐える耐久性、4K画面に映えるビジュアル、


スパンコールの配置が変わるとジャンプの時に気になる、というくらい繊細なスケーターに合わせた調整が必要な、特殊なオーダーメードのお衣装。


気になるお値段は

1着あたりの価格は、ジュニアの選手なども含めた平均で20~30万円ほどです。

やっぱり、「いい服」を買おうと思ったら、30万円くらいかかるのですね・・・


宝塚のお衣装部さんのこだわり



「衣裳」

男役はかっこよく娘役はきれいに


宝塚歌劇の大きな魅力のひとつが豪華絢爛な「衣裳」。帽子・靴・かつら・羽根飾りにいたるまでの製作、本番中の着付けを専属スタッフが担っています。


多彩な作品の世界観、一人ひとりのシルエット、ダンスをする際の動きやすさ等々、様々なことを考慮して舞台衣裳を手がけつつ、宝塚歌劇の特徴でもある本番中のスピーディーな衣裳の早替りを熟練の技術で支えています。


宝塚のショーで、プロローグの組子80人勢ぞろいのシーンお衣装を新調したら、いくら必要なのでしょうか・・・生地もスワロフスキーも、一般人が手芸用に買うものとは質が違うでしょうし・・・


1人10万として、800万円・・・


ほんの数分のシーンに、お衣装代だけで数百万円はかかっているのでしょうか・・・


宝塚の本公演で「あれ、お衣装にちょっと変なシワが?サイズが合っていない?」とか、いらぬほころびを気にせず夢の世界に集中できるのは、お衣装さんの熟練の技術のおかげなのですね。


新人公演で「パンツ、サイズがちょっと余ったね☺」はご愛敬かな。