宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

瀬央、片翼?10年後に第4弾!?「めぐり会いは再び」第3弾初日



最近ゴタゴタしていて、何か考えるのを忘れていた。


次回駄洒落公演スイーツ!




フランツ:戻っておいでシシィ。ウイーンにはザッハトルテがある。


エリザベート:糖質0の美味しいザッハトルテを開発してくだされば戻ります。



・・・



”準0の糖質リスト フランツ魂の彷徨”



失礼しました(逃げ)💨



パレード写真、舞空さんと瀬央さんの片羽の意味は?


架空の王国を舞台とした、コミカルな物語。礼も10年の間に少年から青年に成長した姿を演じ、礼そのものにも重なる。トップ娘役の舞空瞳もキュートな令嬢ぶりで、コンビの完成度も高い。


また作・演出の小柳菜穂子氏が座付き作者らしく、下級生にも見せ場のある芝居となった。



片翼を見ると、ファイナルファンタジーⅦのセフィロスのテーマ「片翼の天使」を思い浮かべる管理人。



Distant Worlds THE CELEBRATION 「片翼の天使」サンプルムービー オーケストラ映像


セフィロス♪以外は「カルミナ・ブラーナ」の再構築ですって。


・・・


この舞空さんと瀬央さんの片羽、珍しいデザインですね。デザインとして見れば、並び的に目新しくてアリかも知れない。


うーん。うーん。


(逃げ再び)💨



「めぐり会いは再び」はデジタル大辞泉に収録されていた


「めぐり会いは再び」というお話自体は、小柳奈穂子先生の完全オリジナルというわけでもなく、ネタ元となった古典戯曲があります。





宝塚歌劇団による舞台演目のひとつ。脚本:小柳奈穂子。2011年、宝塚大劇場にて星組が初演。フランスの劇作家、マリヴォーによる喜劇『愛と偶然との戯れ』を原作としたミュージカル。

気が付けば、管理人がよく引用するデジタル辞典「コトバンク」にも掲載されている!


喜劇作家としてのマリヴォーは、十八世紀フランスの演劇史上,「フィガロの結婚」で有名なボーマルシェとともに最大の地位にあり,ラシーヌ,ミュッセとともにフランスの三大恋愛詩人と称せられている方。


同じ原作を中村暁先生が1997年、花組バウホール「君に恋してラビリンス!」(初風緑・伊織直加・大鳥れい・舞風りら 他)として上演。


若手のバウを、当時の大物別格であった海峡ひろき&美月亜優コンビがきっちり締め、若手ギャング集団の中に朝海ひかる、霧矢大夢、蘭寿とむが既にスターの片鱗を見せていて、


個人的には短い時間に大人数でバタバタしている「めぐり会いは再び」よりも好みだったりします。


スカステでみかけたら、いちどどうでしょう。




フランスの劇作家マリボーの三幕散文喜劇。1730年初演。


父親たちが決めた結婚をする前に、相手をよく知ろうとして、シルビアは小間使いリゼットと服装や身分を取り替える。


婚約者のドラントも、同じ目的で、下男のアルルカンになりすまして、シルビアの前に現れる。


2人の若者は出会ったときから、相手に愛情を抱くが、相手を身分の下の人間であると心のなかでは考えており、そこから葛藤(かっとう)が生まれる。


結局、ドラントはシルビアに身分を明らかにするが、娘は兄マリオの助けを借り、小間使いとしての自分との結婚をドラントに同意させる。


また、同時にリゼットとアルルカンの恋も同時に進行する。


作品は、若者たちの心の葛藤、恋心の細かな動きを、台詞(せりふ)のやりとりのうちに精妙に表現するとともに、結婚は身分によるのではなく、相手の人格によると主張している。


マリボー演劇の最高傑作の一つである。


”結婚は身分によるのではなく、相手の人格によると主張している。”当たり前の話ですが、「愛と偶然の戯れ」の初演は1730年。まだマリーアントワネットは生まれていませんからね。オスカルやアンドレもこのお芝居を観たのかな?


OSKのくじけない!雑草魂、宝塚108期にも根付く!


スペインのラ・マンチャ地方の「サフラン祭り」のサフランの花をイメージした衣装を身にまとったラインダンスを披露




新入団生は先月14日に宝塚音楽学校を卒業し、同16日に入団。21・3倍の難関をクリアして2020年に音楽学校の門をくぐったが、コロナ禍の真っただ中で、約2か月遅れの6月入学。


オンライン授業や夏休み短縮も余儀なくされた世代だ。首席入団の娘役・茉莉那(まりな)ふみは「雑草のような期です。くじけそうになっても、根をしっかり張って、思いっきり壁にぶつかっていきました」と話した。


宝塚音楽学校受験の頃から、ずーっとコロナ禍の宝塚。レッスンの人数や時間も限られ、個人レッスンなどもなかなか行きづらく、大変だったことと思います。


雑草のような生命力を根っこに持ち、


芸名としては


「雑草という草はない。どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。」昭和天皇


108期38人、それぞれの芸名の花を咲かせてください!




OSKも雑草魂!



10年後、第4弾も!?



第3弾の今回まで星組での上演が続き、礼は開幕前の取材でも「10年後に星組で第4弾があるのでは…」と予想。


タイトルの「next generation」から「次世代につながるメッセージがつまっている」とも話している。


また意味深な。10年後というと・・・


王女の花婿選びを軸に展開していく流れで、国王の重臣として綺城ひか理、その息子に極美慎。オルゴン伯爵家へからむ双子役に、105期生コンビの稀惺かずと、詩ちづるが抜てきされた。

ふむ・・・